無錫旅情


♪きぃ~~~みのしらぁ~なぁいぃぃ~~

    ♪ぃぃい~~こくのまぁあ~ちでぇぇえ~~っとお!

今日もスナックでヘビロテの「無錫旅情」。
二胡をやる人にはとても興味深い歌となっています。


尾形大作

昭和61年の尾形大作のヒット曲で、その年の日本歌謡大賞放送音楽賞・日本レコード大賞金賞を受賞しています。

耳にしたことのあるメロディは大ヒットの証。

歌詞の中には、

「上海」「蘇州」「太湖」と、二胡っ子なら親しみあるキーワードがならびます。

無錫は二胡の歴史上重要な人物、劉天華や阿柄ともとても縁の深い場所。

梅村二胡文化園 という二胡施設もあるそうです。

みなさんも中国に旅行するときは、無錫旅情をくちずさみながら…

劉天華の練習曲「練習二」 基本運弓


劉天華の練習曲「練習二」です。


練習二

楽譜は↓この中の「練習二」です。
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/1-3.pdf

「二拍」と「四拍」の混在する運弓。

楽譜の始めに、【全弓】と書いてあるので、全ての音を弓全体を使って大きく演奏します。

劉天華の練習曲「練習一」 基本運弓


劉天華の練習曲。
記念すべきナンバー1、「練習一」です。

これむつかしい…


練習一

楽譜は↓この中の「練習一」です。
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/1-3.pdf

姿勢正しく、外弦と内弦を基本に忠実に。

弓の速度は一定。音は均一。
弓を返すタイミングもジャスト以外はダメと自分を断罪して…

体を力で制しないで。

体の力を完全にゼロに(姿勢も維持できない)して、それから演奏に必要な力をひとつづつONにしていく、というようなつもりで姿勢を組み立てていくクセをつけます。

…これがいつまでたっても難しい^^;
やばいわーこれ練習せねば。

劉天華の練習曲・過去記事に楽譜をリンクしました。


過去記事で劉天華の練習曲の動画を乗せていましたが、
その記事に先日見つけた楽譜へのリンクを貼り、曲目番号を修正しました。


これまでの「劉天華の練習曲」関連の記事

 ◎劉天華の練習曲「練習二十」 D大調一把位練習

 ◎劉天華の練習曲「練習十七」 D調小指練習

 ◎劉天華の練習曲「練習十五」 D調付点リズム練習

 ◎劉天華の練習曲「練習二十六」 G調第一把位練習

 ◎劉天華の練習曲「練習二十一」 変なリズム練習曲w

 ◎劉天華の練習曲「練習十六」 D調運指練習曲

劉天華の練習曲、全47曲の楽譜へのリンクは↓
 ◎驚き!劉天華の練習曲全曲楽譜があった!

ワー と こばとさんご のライブしました!動画


先日、まったりcafe“たねと、はっぱ。”で行われた、

「ワー と こばとさんご のライブやります!」

の様子を納めた動画を公開しました。


ワー

♪歩く男

♪話のつづき with小林

こばとさんご

♪チョンチョンキジムナー

ほんとにたくさんのご来場ありがとうございました!

またたのしい催しを企画したいと思います。
本当にありがとうございました~~!

奏生で弾いてみた「Hawaiian Paradise」


暑くなってきましたね~
ハワイアンの似合う季節です!

名曲を奏生ソロで弾いてみたい気分に駆られて録ってみました。


Hawaiian Paradise

数々のハワイアンヒットを産んだハリー・オーエンスの初期の作。
同名映画のタイトルソングだったそうです。

“バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ”のバンドテーマとしても知られています。

ゆったりしたメロディがここちよい…
暑さは厳しさを増すばかりですけどね!

驚き!劉天華の練習曲全曲楽譜があった!


このブログでも幾つか紹介した劉天華の練習曲。
47ある練習曲の中の幾つかしか僕は知らなかったんですが、なんてこたーない、検索したら全部でてきました(;’A ’)

しっかり練習しよう!特に俺!!


劉天華の練習曲 楽譜

http://kinugen.cyada.org/qa/gakuhu/ryutianhua/liu-rensi.html


二胡用の絹糸弦を販売されてる「弦堂」さんのホームページの中にありました。
47全ての楽譜があります。

(弦堂さん、リンクご快諾ありがとうございます!)

…が、なんと47曲が縦につらなった、縦ながーーーーーの画像になっています^^;。
印刷して使うにはすこし工夫が必要そうだなあ~~~

…で、編集してみました。

A4サイズに合わせて、ざっくり編集してみました。
画質の割りにファイル容量大きくてごめんなさい。
モバイルからご覧になっている人のために、一つずつのリンクを載せますね。

http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/1-3.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/4-5.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/6-8.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/9-11.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/12-14.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/15-17.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/18-21.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/22-23.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/24-26.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/27-29.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/30-33.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/34-36.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/37-38.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/39-41.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/42.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/43.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/44.pdf
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/45-47.pdf

これはありがたい!なんとか印刷して練習します!

THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY


昨日の記事では、ビクターJVCの民族音楽録音CDシリーズを紹介しました。

今度はキングレコードの「THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY」を紹介します。


THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY

http://www.kingrecords.co.jp/world/top/

↑こちらがキングレコード「THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY」のサイトのようです。坂本教授も推薦!
いくつか試聴もできます。

このシリーズは150タイトルと膨大な量があり、アジアの音楽や芸能がたくさんとりあげられているのが特徴。

購入はAmazonなどでもできますが、こちらのネットショップではラインナップ一覧と説明があり、購入しやすいと思います。↓↓

世界の民族音楽の店 ZeAmi
http://homepage1.nifty.com/zeami/wrml.html

小林のベストオブ二胡CDも

このシリーズから、小林が人生で一番聴いた二胡CDも出ています。

いやーよくきいたなあ~

ビートたけしが出演していたCMで有名になった、「ジェッティン・デデン」が収録されたこちらもよく聞きました。


かっこよすぎる。中にまざっていっしょに唄いたい!

メキシコのマリアッチという音楽も大好きです!

しぇ~りとりんど~

氷○きよしじゃないですよ!

とある二胡教本に↑この曲の楽譜が載っててのけぞったことがあります。

みんなでレッツ民族音楽!

jvc world sounds


民族楽器好きの小林がよく買っていた、「jvc world sounds」という企画物CDシリーズがあります。

様々な民族音楽がカタログ的に納められていて、初心者にはうれしいシリーズ。
僕もけっこういろいろ買いました。

なかなかぶっとんだラインナップ。少し紹介します。


あれこれ


チベット密教の法要の様子を納めたCD。
度肝を抜くルックスの「チベット・ホルン」という変な(失礼!)楽器が聴き所です。


コーランの朗唱をはじめてデジタルレコーディングで納めたCD。
「ええ、なんじゃそりゃ?よくわからんけど、聞いてみたい…」
この気持ちを大切に、たくさんの音源を買いましたね~。


ベトナムで親しまれている音楽を。
ベトナム胡弓「ダン・ニー」の演奏も聴けます。

民族音楽たのしいよ

音楽は生活の中から生まれたもの。
「そこで、生きている」ことそのものがビシビシ伝わってくるのが民族音楽の素敵さです。

最近の二胡の音楽は、芸術音楽としてというか、音楽単体として大きな変化を遂げています。
世界との情報や才能の交換によって洗練されてくことと引き換えに、その音色からは生活という個人的な匂いが薄れてきているのも確か。

僕は人間臭い音楽が好きです。
僕の音楽もそうありたいですなあ

JVC World musicサイト
http://www.jvcmusic.co.jp/worldmusic/jvcworld/index.html

微妙な音程表す単位「セント」


音程を表す言葉というと、「全音」「半音」「度」「オクターブ」などなどありますが、

「セント」

という単位はご存知ですか?
今日はセントについてお勉強です。


半音 = 100セント

「セント」は日本語では「音程値」と表されるようですね。
「セント」と音程には、以下の関係があります。

半音 = 100セント

平均率の半音を100分割したものが1セントとなります。

全音 = 200セント
1オクターブ = 1200セント

ということになります。
ものすごく細かい音程を表すことができますね。

使いどころはチューナー

普段二胡を練習する中ではなかなか出会わない単位「セント」。
これを使うのチューナーを扱う時が多いのではないでしょうか。
一般的なメーター表示のチューナーでは、中心からメーターの端までは50セントになっています。

Korg PitchClip PC-1の場合

TASCAM TC-8の場合

「50」と表記がありますね。

50セントというと、半音の半分。

こうしたチューナーでは、表示されている音程の「半音の半分」までの高低を表示してくれます。

それより音程が高くなると半音上「E#」表示に切り替わり、
低くなると半音下「E♭」表示に切り替わる、という仕組みですね。

ムリヤリ合成画像を作ってみると、こうなります↓

ちょっとわかりにくいですが…^^;

純正律を作るときにも

二胡みたいな音程のとりにくい楽器ではなかなかそこまでできないのであまり使わないですが、

アンサンブルで純正律の響をつくるときなどには、
「あ、その音20セント低くしてねー」
なんて会話が飛び出したりするそうです。

おそろっしゃ~

半音を100分割する単位「セント」。
知識としておぼえてきましょう。

二胡の魅力を超自分視点で紹介します!