民乐浅赏·上海民族乐团演奏纪录


youtubeみてたら、上海民族楽団による楽器紹介番組?が挙がっていました。
「民乐浅赏」という昔の番組のようで、もちろん全編中国語。
でもいろいろな楽器の説明と独奏が面白く、結構なボリュームですが楽しめますよ!


パート1


楽団の紹介と合奏。それから個別楽器の紹介に入っていきます。
まずは二胡や中胡の独奏。
24:50からは中国民族音楽版チェロの革胡の紹介や独奏が見れます。

パート2


琵琶の紹介、独奏。胴を叩く荒業もw。
マンドリンのような柳琴。阮や揚琴の紹介、独奏。
22:30ごろから、映画「レッドクリフ」を見た人がみんな弾いてみたくなったw古琴の演奏も。煙は必要なのか??ww
で、古筝の紹介へ。

31:48から、ハープみたいでハープでない、変な楽器が登場します!
楽器名は「愛篠」??字が違うかな?
一見ハープですが、弦に琴柱が立ててあって、筝を立てたような仕組み。へんなの!

パート3


笛子の数々。
5:04からの笛(名前わかんなくてごめんなさい)と古琴の合奏、渋いです。
11:03からはスオナーと笙の合奏。声帯模写バクハツ!!!どうしてこうなった(笑)

パート4


このパートは様々な編成での演奏が紹介されています。
見慣れない楽器5重奏から、
二胡みんなで「賽馬」、
高胡が素敵な広東音楽合奏、
一度はやってみたい合奏曲「春江花月夜」、
パーティにきてほしい喇叭隊のにぎやかな曲、
こちらもメジャーな合奏曲「瑶族舞曲」、
最後に楽団みんなで大合奏!

勉強になる動画ですね~
時間のあるときにゆっくりどうぞ!

実演動画で名曲紹介!「アラムハン」


名曲弾いちゃいました!
アラムハン」です。


どんな曲?

新疆民謡「アラムハン」。「阿拉木汗」 と書くみたいですね。

新疆ウイグル自治区の吐魯番に伝わる歌だそうで、アラムハンは女の子の名前だそうです。
歌詞の内容は「アラムハン、君は素敵さ!ベイビー!」みたいな感じらしいですw。(スイマセン)

この曲は女子十二楽坊が演奏していたので、ひょっとしたら聴いたことがあるかも知れません。
中国民族楽器で合奏される方などは、演ったことある人も多いかも。

ウイグルらしい明るくて民族色豊かでノリのいい曲です。

実演動画で名曲紹介!「包愣調」


ひさびさに!名曲弾いてみました。

山東民歌「包愣調」です。


どんな曲?

僕もよく知らないんです…( ゚ Д゚)ナンダヨ
トリッキーなメロディが楽しいですね~。

検索&翻訳してしらべてみたところ、山東省で親しまれている民謡で
1962年ごろ、周金英さんという歌手が調査し記録された曲、だそうです。

こんな歌なんですね~↓らららんらららんら~ら♪

歌詞の大意としては、みんな幸せで未来が輝いてていいね!みたいな感じでしょうか。
大陸らしいおおらかなポジティヴソング。

包愣調。いいうたでっせ~

昨日のアオッサ演奏会 素敵に終了しました。



(写真はなすすけさん。いつもすんませんです)

アオッサ演奏会楽しく終了しました!
↓USTREAM生中継の記録映像です。

↑PCからしか見れません…ごめんなさい

2ヶ月に1度行っているこの会、出席をとらないので毎回参加者すくなかったらどうしよう…と不安なのですが、近ごろは参加者も多く賑やかな会がつづいていて一層楽しいですね!


(こちらも写真なすすけさん。ナイスショット!)
いつもは奏生で伴奏してましたが、今回はギターで。
前日に音響につなげるためのピックアップをとりつける作業をしていたんですが、道具がたりず3時間もかかってしまいました(涙)

そのかいあって低音たっぷりのいい伴奏ができたのでは。
いやあギターいいなあ

次回のアオッサ演奏会は8月12日(日)です。
ゴスペルなみなさんと一緒にステージする予定です。
どうぞよろしくおねがいします!
参加された皆さんお疲れ様でした~


本日はアオッサ演奏会の日です。



Live streaming by Ustream

おはようございMAX!
いい朝ですね、最高ですね!!!

今日は14時ごろから、アオッサ1Fアトリウムで二胡教室の生徒さん達とののんびり演奏会を行います。

14時からの本番はUSTREAM生中継をする予定です。
中継機材はIphoneなので、映像も音も微妙ですがw
日曜日もお仕事されちゃってる方はBGMにでもご試聴いただければ幸いです。
*回線状況などの理由でご覧になれない場合がありますことをご了承ください。

→アオッサ演奏会詳細はこちらをクリック!

これほしいなあー


5月22日!南風まんちゃーらいぶですう


(#゚Д゚)ニコニコーーー!!!

      (#゚Д゚)ラガラガァーーーーー!!!

Sing J Royさんと小林の「ニコニコラガラガ」ライブが来週火曜にあります!
お暇ならきてください!

南風まんちゃーらいぶ

5月22日(火)
会場:沖縄料理・南風
開演:20時頃~
住所:〒918-8007 福井県福井市足羽4丁目3-20
電話:0776-33-3733
チャージ500円。
お店は通常営業していますので、ハートに効くお酒とお料理をお楽しみください。

Sing J Royさんのホームページ 
http://singjroy.com/

沖縄料理・南風のホームページ
http://paikazifamily.wordpress.com/


生徒さんの演奏!


こばやし二胡教室にはたくさんの生徒さんが来てくれています。

それぞれに事情を持ち、二胡を練習できる環境や時間は様々。
そんな中でも「音楽できっとたのしいことがなにかできるはず!」という最初の気持ちを大切に、皆さんマイペースで音楽されています。

本日紹介するゆきちゃんもその一人。
知人の結婚式のお祝いのために時間を作って一生懸命練習した曲。
ポジション移動満載の難しい曲でしたが、本番は大成功!
お祝いの気持ちは温かく伝わったそうですが…それで終わりにするにはもったいない!wとのことで、動画に納めておくことになりました。

こちらはオマケで撮影した曲。

こばやし二胡教室、本日も愉快に音楽NOWです~~w


竿に印 その2 5つのデメリット



photo credit: dawvon via photo pin cc

僕は二胡の竿に印をつけるのはよくないことだと考えています。
ざっと思いついた5つのデメリットを説明してみます。
さあ勇気をもって、いますぐはずしましょう!


理由① 音を聴きいて修正しながら弾く習慣が身につかない

これが一番の理由です。目で印を見て弾くようになってしまいます。

印があると、すぐにでも“それなりの正確さの音程”が出せます。
“それなりの正確さ”とは、印象として「オンチだなあ~(一応メロディは伝わるけど)」くらいでしょうか。

二胡は後述のように音程が変わる要素が多いので、印の場所を押さえただけで正確な音程は望めません。
しっかりと自分の音を聴きながら、イメージしてる音との違いがあれば、すぐに左手の動きに反応させるクセをつけなくてはいけません。

二胡はプロでも一発で正確な音程を押さえられるものではなく、誤解を恐れずに言えば「まあこの辺りかなあ~」って感じで押さえて音を出してしまって、その音を聴いてから微調整をかける、ということを全ての音についてやっているものです。

印を見て押さえることで“押さえた”つもりになって、もう気持ちは「次の音の印はどこかな??」になってしまいます。
こういうのも良くないクセと言えるのではないでしょうか。

微妙に変化する音程を自分の表現の味方にすることが、二胡の演奏のステップアップにとても大切です。

理由② 正しいフォームが身につきにくい

二胡の演奏で最初に修得しないといけないものは、「正しいフォーム」です。

最初は誰でもいい音程がとれないもの。
そこで、「これはだめだ。でも印つければ!」ということでシールを竿にはったりするわけですが、
印の場所に指先を当てることが全てになってしまって、手首~腕全体のフォームを整えることに意識がまわらなくなってしまいます。

はじめはヒドイ音程でも、フォームさえちゃんと身につけば、美しい音程と音色はあとからついてきます。

また、雑なフォームでもそれなりの音程を押さえることはできますが、ビブラートなど装飾音やポジション移動などが複雑に絡む段階で大きな壁にぶつかることになります。

理由③ 楽器の構造

三味線や三線などでは竿にシールを貼って、押さえる場所を分かりやすくするのにはそれなりに効果があります。

二胡はこれらの楽器とはちょっと構造上の条件が異なります。
二胡は弦が空中に浮いている状態で押さえます。

指板のようなものに押さえつけて弦を固定しないので、弦を押さえる強さによっても音程が変わってしまいます。
また、弦と竿の印が離れているため、印を見て押さえたつもりでも、けっこうズレてしまいます。

理由④ 調が変わると印の場所がどんどん変わる

様々な調の曲を演奏するわけですが、演奏する調によって押さえる場所が内弦外弦が入り組んで複雑に変わっていきます。

印を頼りに“見て弾く”クセから抜けれない人は、新しい調を習うごとに色の違うシールをはったり、ほんと涙ぐましい努力をされておられます…

理由⑤ 痕がのこる

昨日の記事の例もそうですが、長くシールを貼ったりしておくと、糊がこびりついたりします。
木の色がそこだけ変化するとか。
そうして修正不能な痕がのこると、それこそ演奏に悪い影響があるかもしれません。

勇気をもって、印をはずそう!

長年印を見て弾いてきた人ほど印をはずす勇気がもてなかったりします。
印をはずしたとたん、音程は不安定になります。
でもそれは、印に頼りすぎてきた代償といえるでしょう。

でもそれも、しばらくで慣れます!w
印ありで、けっこう正しい音程が取れていた人は、必ず印なしでもできるようになります。

印をはずして、もっと自由に音楽を!!!

竿に印 その1 メリットを考える


事件です!こちらの写真をごらんください…

ヒエ━━(゚Д゚;)━━!
さささ、竿にキズがあああ!!

左手の指の押さえる場所が分かるように、竿にペンでグリグリグリグリグリと印をつけているうち、
深い傷を掘ってしまったようです…
なにもここまでしなくても^^;いい黒檀なのに~


“竿に印”はいいの?

二胡はフレットレスな楽器で、音程を自由に使えることが深い表現力の基にもなっています。
ただ、自分ののぞむ音程を取ること自体がものすごく難しいことでもあります。

とくに最初のころは音程を押さえる場所がよく分からなくて、
竿にシールなどで印をつけているのをよく見かけます。

三味線や三線、バイオリンでもシールの張ってある楽器を見ますね。

確かに、「( ‘o’)ここだよ!」と印が教えてくれるのはわかりやすいので、経験の浅い人でもそれなりの音程をとることができます。

でも、僕は二胡の竿に印をつけることはお勧めしません。
お勧めしない理由は次の記事で書きますが、デメリットがたくさんあるのに、印をつけるメリットとしては「それなりの音程を取れる」これひとつしかないからです。

竿にシールを貼ってる人!すぐにはがしたほうがいいですよ(*゚д゚)!
上の写真のように、シールの糊がこびりついて痕が残ってしまうことも考えられます。

ぜったい“印”つけたい!人へ。お勧めの方法

僕は竿については完全「無印派」なんで試したこともないですが、

弦に直接マニキュアで印をつける

という手があるようです。
これなら、手触りで場所を確かめられるし、押さえるポイントもより正確に近くなるとは思います。
こうしてつけたマニキュアはけっこうすぐとれていくようで、場所の感触を覚えていくにはいい方法かもしれません。

まあでも、つけないほうが、いいですよ~~

弓に印はOK!

音程をとるための印はダメ!ゼッタイ!ですが、
リズム感覚を養うために弓に印をつけるのはお勧めです。

以前、このブログでも紹介しました。ご参照ください。
→弓に印を

竿に印はダメ━(゚∀゚)━!!
理由は次の記事で!

スラー&タイの二重括弧について


楽譜をみると、複数の音符(数字)を囲む括弧が二重にかかっている場合があります。
そんな楽譜の読み方!


例えば


こんな楽譜があったとき。

二重括弧のうち、
上の括弧:違う音程を滑らかにつなぐ目的の“スラー”
下の括弧:同じ音程の音の長さをつなぐ目的の“タイ”

となります。

括弧がつないでいる音が
違うならスラー → その括弧の中の音を滑らかに弾きたい! → その音を一弓で弾く
同じならタイ → 音の長さを足す

この基本に則って、どういうフレーズになっているのか読み取ってみましょう。

例えば例えば?


↑こんな楽譜があったとさ。こんな風に演奏します。↓

二胡の魅力を超自分視点で紹介します!