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弓に印をつけて運弓練習を視覚化しよう


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これは、僕の生徒さんの二胡。良く見ると、弓の竹に印がついてます。
運弓具合を視覚的に分かりやすくするために、テープを竹に貼っているんです。


弓に印 貼り方

短く切ったテープを竹に貼ります。(くれぐれも毛に貼らないようにw)

4拍子で考えることが多いので、毛の全長をだいたい4等分するように貼ってもらっています。
(弓の全長ではないところに注意です)

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利用法

長弓練習。ながーい音をキレイに一定の速度&音色で弓を運ぶ基礎の中の基礎練習です。

発声練習みたいなもので、その目的には
・演奏の下地となる安定した音を出す
・気持ちを落ち着ける
などと同時に

・その時々に必要な速度で弓を運べるようになる

ということもあると思います。

長弓練習では、ただながーく弾く、というだけでなく、
「ひと弓をテンポ60で4拍」などとリズムを決めて、その決め事を守って練習することが大切です。

その際に、四等分した目印があると、
「一拍でだいたいこのくらいまで進める」ということが視覚的に分かります。

拍ごとに印を一つづつ通過して、次の音の頭のタイミングで丁度弓の端がくるように運べるように練習します。

この印は絶対的なものではなく、だいたいの通過タイミングをはかるものとしてみてもらっていますが、安定した運弓を身につけることに寄与します。

放り投げるように弓を弾くような人は、これを見て自分にブレーキをかけながらじっくり長弓練習してもうのもいいかも。

最初の1拍で、印3つ目くらいまで弓を運んでしまう人、多いですm9(・∀・)ビシッ!!

スラーで一弓で2つや4つの音を弾く時にも、
一音あたりどれだけ弓を消費できるかがわかるのでお勧めの練習法です!

湿気に弱い物の保守・シリカゲルの扱い方


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コンデンサーマイクやDATレコーダーなど、湿気に弱い機材や長く使いたいけど時々しか出番がない機材は、除湿材シリカゲルのパックといっしょに密閉度の高いドライボックスに入れて保管してます。

二胡においては弦のストックをさびないように保管するために、除湿剤・シリカゲルの使い方を紹介します。


密閉容器

まず、気密性の高い密閉容器を用意します。
たとえばこんなの。

ふちのゴムがしっかりして密閉できそうなタッパーでもいけますよ。

シリカゲルは保存容量にあわせて用意しましょう。

結構たくさん、密閉容器の底に敷き詰めるくらいの気持ちでふんだんに使いましょう。

シリカゲルの復活方法

シリカゲルは吸湿量が決まっています。永遠に湿気を吸い続けてくれるわけではありません。

青い粒がまざっていますが、これが吸湿量の目安を教えてくれるマーカーとなっています。
湿気をすうことで、青かった粒がピンク色に変わっていきます。
鮮やかなピンク色になったら吸湿100%の合図です。

そして吸った湿気を出してやることで何度も使うことが出来ます。

湿気を吸ったシリカゲルは、袋から出して少量ずつ鍋で煎ります。
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少しずつ、低温でゆっくり…
写真の鍋の中はちょっと多過ぎですね^^;

湿気が蒸発していくことで、ピンク色だったマーカーが青色に戻って行きます。

シリカゲルを指で触って、指先にくっついてこない(表面が乾いた!)くらいを目安にしてます。
熱いので気をつけましょう。

*シリカゲルが吸収した湿気の放出方法で、袋のまま電子レンジでチンする、という方法も知られていますが、それでは湿気を十分に蒸発させるのは難しいのではと思います。

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しっかり蒸発させたシリカゲルをお茶パックに小分けして、ホチキスで留めて除湿パックの完成!
再び密閉容器に敷き詰めます。

弦は除湿材といっしょに密閉保管

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二胡、中胡、板胡、中阮、奏生、バンジョー、ギター…
新品の弦がさびていると悲しいものです。

除湿剤と一緒に保管。これで安心です。

中国版YOUTUBE「youku.com」


動画サイトyoutube
本当に便利で、名演を検索したり楽器の奏法や扱い方などの勉強にも使えますし使っている方も多いですね。

中国では、中国版youtubeと呼ばれるインターネット動画サービス「youku.com」が有名なようです。
二胡動画もたくさん!youku.comにアクセスしてみましょう!


youku.com

http://www.youku.com/

↑↑
こちらです。
もちろん全部中国語ですよ。

youtubeとおなじような感覚で使えます。
上に現れる検索窓に「二胡」や好きな演奏家、曲のタイトルをなんとか漢字で入れて検索ボタンを押せば、中国語まるでダメな僕でも動画を流し見ることはできました。

youtubeには無い映像がたくさん!

youtubeは、中国がアクセス制限をしているようで、中国からの動画のアップロードは少ないようです。

youtubeで「二胡」と検索してでてくるアジア圏と思われる動画は、台湾や上海からアップロードされているものが多いように感じます。

なので、youku.comで見られる動画はyoutubeには無いものが多く、とても勉強になります。

いろいろ制限あり

ただ、読み込みが遅かったり、「中国国内でなければ再生できない」というメッセージが出るものもあります。
動画の最初に再生される宣伝動画は全部見るしかないようです。

使用されているブラウザや環境によってはうまくつながらないこともあるとか。

あくまで利用は自己責任でお願いします。

でも便利


この動画も昔はyoutubeでも見かけましたが、最近はなくなったのではと思います。
youtubeと同じように、ブログに貼ることもできます。
日本ではあまり情報のない演奏家の動画もたくさん。
ネットユーザーな二胡好きな方は、一度youku.com利用してみてください!
自己責任で、ね!(´∀`)

ちなみに

こちらの記事で、中国からアクセスできないサイトがまとめられています。
「音楽を楽しむこと」ひとつをとっても、様々な国際情勢を背景とせざるをえないことを実感じます。

基礎練習のときのメトロノームの使い方


●練習のときのテンポ設定

↑の記事で、僕が基礎練習のときにテンポについて気をつけているところを書きました。
今回はその記事にちょいと補足です。


小林の基本は「より遅く」

ざっとおさらい。

●基礎練習のときのテンポは、とりあえず感覚で適当に決めて、それをさらに2段階ほど遅くしたところに決めます。

●基礎練習のときには、練習する曲に慣れれば慣れるほどテンポを落として、より細部に注意して練習します。

●練習のたびに少しずつ違うテンポにして練習します。

ということで、とにかく遅いテンポで練習しています。

電子メトロノームの機能を活用

テンポが遅い、ということは、メトロノームから聞こえてくるの拍と拍の間が大きく開くことになります。

「あんまり遅いと拍の長さがわからない」

そんな人は、メトロノームのリズム設定を変えて、八分音符や十六分音符でリズムが鳴るようにして、いわゆる「裏拍」を感じられるようにします。

僕のメトロノームも八分音符のリズムを標準にしています。
だから、テンポが遅くても「ぴ ぽ ぽ ぽ ぴ ぽ ぽ ぽ」とけっこううるさいですw

電子音が嫌い!という方もいらっしゃいますが、電子メトロノームは軽くて便利な機能を持っているのがなによりの利点。
練習目的にあわせて、積極的に活用してください。

設定なんてわからない!という人は

電子メトロノームは安くて小さくて多機能な製品が多いので、操作が分かりにくかったりします。
そんなときは、次のようにテンポを掛け算します。

テンポを2倍に設定する → 八分音符のリズムに
テンポを4倍に設定する → 十六分音符のリズムに

例えばテンポ40で練習したいなら、

メトロノームのテンポを80に設定すれば、聞こえてくるリズムはテンポ40の八分音符刻み
メトロノームのテンポを160に設定すれば、聞こえてくるリズムはテンポ40の十六分音符刻み

になります。
取扱説明書にアレルギーがある方は、こんな方法も参考にしてください。

面倒な僕は

僕は基本遅いテンポで練習しています。ストレス溜まります。

なので、ムシャクシャして速く弾きたくなったら、メトロノームはそのまま、2倍の速さで弾いてみます。

しばらくやっていると、「ああ、まだまだ速くは弾けないな…俺は未熟だったんだよ…」ということが実感できるので、また遅いテンポで練習できるという自己暗示にも使えますよw

練習のときのテンポ設定


練習曲を練習するとき、どのくらいのテンポでやるか。
僕が注意している点を書いてみます。


より遅く!

基礎練習にはメトロノームが友達。
そのメトロノームのテンポをいくつにするか。

僕はテンポを特に決めているわけではなく、その時々の気分で「このくらいかな~」ととりあえず決めます。

で、そのとりあえず感覚で決めたテンポからさらに2段階ほど遅いテンポに設定します。

「遅いな~」と思いながらも、それでゆっくり、丁寧に。
少しのミスや筋肉のこわばり、ささやかな不満もなくなるまで、その速さで練習。

完璧!となったら、さらにテンポを遅くして更に練習です。

テンポを遅くすることで、いままで速さで気にならなかった小さい粗にも気づけるようになります。
それをひとつひとつつぶしていきます。

もちろん、慣れるほどにテンポを上げて速く弾く練習も大切ですが、どちらかというとどんどん遅くして細かい粗を消して行く練習をくりかえしていくと、速く弾いても安定感が増すように思います。

よく使う数値は

自分のメトロノームでよく使うのは、

40~100くらい。

不思議なもので、「50でも60でも弾けるのに、55だとうまくいかない」
ということがよくあります。

なので、テンポの数値は決めないで、練習のたびに少しずつちがう数値にあわせるといいと思います。

なんども繰り返して練習するなら、1回ごとにテンポを1づつ上げたり下げたり。
ちょっとでいいので、毎回違う数値のテンポで、というのは結構小林的には気にしている点です。

ゆっくり練習は眠い

ゆっくり練習するのはとても大切ですが、眠いですw。

テンポのことなど気にしないで、好きなようにガンガン弾くこともありです。
集中力をすり減らしすぎないように注意しながら、楽しく練習しましょう。

弦を買ったら中身は確認しよう!


二胡用の弦は、内弦外弦両方のセットで販売されていることがほとんど。
二胡の場合、内弦と外弦はどっちも細くて、どちらかだけを見て「これは内弦だ!」などと当てるのは至難の業です。

なので、大概は弦の先の方(糸巻きに巻きつける部分)の滑り止めの糸のようなものの色が違うものになっていて、2本が別であることを識別できるようになっています。

上の写真はわかりにくいですが、内弦(上)は緑、外弦(下)は黒になってます。

まれなケース

…で、写真は先日生徒さんから「どうしても調弦があわない」と持ち込まれた二胡。

確かに合わない。よーくみると…内弦外弦両方とも同じ青色のすべり止めが巻いてあります。
比べてみても、2本とも細さは同じ。

内弦と外弦のセットのはずが、誤って外弦2本が入っていたんですね。
そりゃチューニングあうはずはありません。

買ったら一応中身を確認しよう

僕の二胡人生の中で、二胡弦セットの中身が間違っていたことは何度かあります。

「何度か」もあるんですw。

買ったら一応中身を出してみて、太さの違う2本の弦が入っているか確認しておきましょう!


三脚の秘密


譜面台の組み立て方で、もう一つ間違いが多いのが
三脚部分の立て方です。

譜面台、マイクスタンド、カメラスタンドなどのほとんどは3つの点で支える三脚ですが、どうして3点支持なのか、ご存知ですか?


点と線と面

点。ひとつでは点にすぎません。

点が2つになると、それを結ぶことで線が産まれます。

更に点が3つになると、になります。

次に点が4つとなったら。
4つのうちの3つの点による面が2つ産まれる可能性があります。

もちろん、4点が同一平面上に存在すればいいですが、現実問題なかなか難しいものです。

足が多いとさらに安定した面になるのかと思いきや、テープルとか、すぐガタガタになりますよね。
それは、4本の足が同じ面の上に存在できていないからです。

以上の原則から、譜面台やマイクスタンドなどの用途を考えた上で、一時的にその場に設置される台としては、3点で支えることで安定状態を作ることができるわけです。

よく見るスタンドの立て間違い

ガバっと開くだけのカメラ三脚では出来ないですが、譜面台やマイクスタンドなどで、こういう風に立てているのを見ます。↓

ゴム足のついた3脚部分に加え、中心の棒を地面に当てて立てていますね。

これは間違った立て方。上記のように4点支持となり、面が複数産まれて逆に安定しないことがあります。

◎正解↓

真ん中の棒は地面に当てず、3脚だけで地面に立つように。
これで多少地面が平面でなくても、3つの点により産まれる面はひとつだけなので安定して立てることができます。

↓この状態もよく見ますが…

真ん中の棒、しっかり上まで上げて止めておきたいです。
地面に当たっているのが3点であればまあ問題はないですが、単純にダサいっす!(・A・)イクナイ

原理を知ろう!

単純な道具ほど、昔からの知恵が生かされていたりするものです。
使う側が道具の仕組みを理解することで、便利に長く使うことができます。

二胡の練習についてもそうで、ひとつひとつの動作や練習法にも、きちんと目的と、それを実現するためのアイデアがこめられているはず。
なんとなしに練習しないで、目的をしっかり理解して練習することが、無駄の少ない大人な練習法になりますよ(´・∀・`)

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