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【読者投稿】左手ベタつき対策・竿側編


前回につづいて、ブログ読者Sさんから教えてもらった、竿を持つ手のベタツキ対策について。

今回は竿側に施す方法について、Sさんが試された方法を紹介します。


製本テープ!

とりあえず、Sさんから頂いた資料をご覧ください。
クリックすると大きな画像が表示されます。

 ◎資料その4

竿に製本テープを貼る、という方法です。いろいろやられてますねえ^^;

やってみた

100均で手に入るようなので、僕も試してみました。

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買ったのはダイソーで売っていた製本テープ。Sさんの資料にあるものより幅広で、5cm幅のものです。
この幅でも二胡の竿からはみ出ることはありませんでした。

適当に切って、
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貼った!!
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凹凸なく綺麗に貼るには注意が必要でした。

弾いてみた

確かに、汗の逃げ道が多くなってさらっと弾けるように思います。
生徒さんに試してもらっても、いいかも!とのことでした。

これだといちいち手袋はめなくていいから楽ですね。目立ちませんし。

のりが残る

この製本テープ、はがしてみると結構糊が残ります^^;

自分の二胡に貼ったので、完全に糊を取り去るのにかなり苦労しました。
ちょっと試しにやってみる人は、この点ご注意ください。

Sさんの資料にもあるように、張り替えてしまえば糊は気にならないと思います。

Sさんありがとうございました!

楽器や演奏に対して自分なりのアイデアを試して行くのはとても大切なことです。
音楽はとても個人的な芸術。どこかに正解があるはず、なんて思わずに、自分なりのちょっとしたひらめきを試していくことを続けて行くことが、なにより自分の音楽を形作るし、楽しいですよね!

Sさん、貴重な資料ありがとうございました!

【読者投稿】左手ベタつき対策・手側編


金属デンペンを伝授してくださったSさんから、またお便りいただきました!

竿を持つ手。汗をかくとベタベタして滑りが悪くなって、ポジション移動がしにくい経験は誰しもがあると思います。
これについて、その方が試された対策を手側/竿側それぞれ、資料にまとめたものを見せてくださいました。

許可を得て、これを当ブログでも公開させていただきたいと思います。

今回は、“手”に施す対策について。


本筋なら

竿を持つ手が汗かいてベタつく問題。
これには僕も悩まされて、演奏の時にはタオルが必須だったころがあります。

今はタオルは必要なくなりました。なぜなら、演奏時に手の平から汗をかかなくなったからです。

舞台役者さんが顔から汗かかなくなる、というのと同じで、しょぼいながらも鍛錬の結果、自律神経を書き換えてしまったのでしょう。

演奏家としてキャリアを積まれている方から、「いやあ~手汗がひどくてね」という話はききません。
個人差はあれ、技術の向上もあいまって、熟練していくとそれなりになんとなく解決していく問題だとは思います。

とはいえ、そんなに練習できない方には重い悩みの種です。
Sさんの資料から、自分にもできそうなものを試してみては如何でしょう?

Sさんの資料公開

以下をクリックすると表示されます。

 ◎資料その1

 ◎資料その2

 ◎資料その3

6種もの手袋などを試されています。

また、資料に登場する言葉「虎口」とは、手の竿と触れる部分、親指と人差し指の間の部分のことです。

⇒参考リンク

小林的には

Sさんの紹介されている中では、三味線の指かけ、これは厚くて遊びが多くて、あまり小林としてはお勧めできません。

薄手手袋については、僕もやってみたことがあります。

 ◎竿を持つ手が汗ばんだら…サポーターのススメ

Sさんが紹介されている他のタイプの手袋は耐久性もありそうでいいかもしれませんね。

でも、何もつけないで弾けるようになることがやはり本筋です。
二胡が身体の延長にならなければなりません。

できるだけなにもつけないで練習してほしい、という気持ちがとにかく1番です。

「手汗さえなんとかなれば…」
という方は必要悪と肝に命じて、これらの方法を試してみてくださいね。

次は、竿に対して施す対策について紹介します。

ニ胡に滑り止め


ニ胡は左足の付け根のあたり、太腿の上に置いて弾きます。
これが、滑るんですよねー^^; 安定しずらい。
そこで、ニ胡の底に滑り止めを張る、という方法が知られています。


はりつけ

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ニ胡では、演奏中は見えない場所だし、両面テープではっちゃう人がほとんどですかね。
100均一なんかのすべり止めシートや、僕は家にあった「すきまテープ」を使ってます。

二胡は軽いし、内弦外弦に弓を押さえつけて弾いてしまうと少しづつ回ってしまうこともよくあります。
二胡の角度が少し変わると、けっこう持つ手のフォームにも影響を受けるので、できるだけずれないようにしたいところ。


三味線などは、太腿の上に↑このような滑り止めの布を一枚敷いて楽器を置きます。
チェンミンさんがコンサートでも太腿に布を敷いてニ胡を置いている様子を見たこともあります。

動画でみてみる


朱昌耀さん。この人のニ胡は底の台座が赤いですが、台座全体が赤いフェルトのようなもので包まれていたように思います。
手間かかりますが、それも手ですねえ。

実際には、二胡が足の上で暴れるのは余計な力が入っているせい。
この滑り止めがなくても普通に弾ける、
というところを目指したいものです。

二胡立奏ベルト


二胡は座って弾くのですが、こうして立って弾いてる姿もよく見かけますよね。
テレビやコンサートでは立奏を見かけることが多いから、「二胡は立って弾くものだ」と思っている人もけっこういるかもしれないです。

二胡の立ち弾きのためにつかう道具を紹介します。


市販品はちょっと…

立奏のために市販されている、ベルトに差し込むため爪を二胡に取り付ける、金属製の道具があります。
これがなかなか安定が悪かったり、楽器に傷がついたりしていいものがなかなかありません。

プロの二胡演奏家がステージで使っているものは、それぞれ独自に作ったものを使っていることが多いようです。

そこで試してみた

僕も市販品やらなにやらいろいろ試して、一番安定して弾きやすい!と行き着いたものが

  ヒモ

でした。
上の動画の人も白いヒモですね。

ヒモを二胡の胴と台座の境目部分にまわして、自分のお腹と二胡を挟みます。
これだけですが、ヒモの長さとお腹との挟み具合をうまく調整すればとっても安定して演奏できるし、取り外しもとても簡単なんです。

作ってみた

僕は手芸道具で自作した立奏ベルトをもっています。
こんなの↓
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この素材なんていうんだろ?よくあるベルト素材です。

幅は2cmくらい。
二胡の胴と台座の間に入り込むように、できるだけ薄く細い素材を選びました。

使ってみると、こんな感じ。
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胴と台座の間に入り込ませます。
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お腹の肉をうまく胴に乗せるような感じ?でうまいこといきますよ。

このヒモ式立奏具は、蘇州式北京式上海式、二胡中胡高胡問わず安定して立奏することができます。
1本持っておくと便利ですよ。

身近なものを流用してもOK

代替品としては、100均やホームセンターなんかに売ってる「子犬用首輪ベルト」が使えます。
たとえば、こんなやつ↓
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短いので、自分の胴周りにあわせ2本くらいをつなげて使います。
ベルトに厚みがあるので、胴と台座のスキマが狭い蘇州式の二胡には使えないの場合もあります。

まあベルトじゃなくても、荷造り用ヒモ1本でも簡単に試せますよ。

立って二胡弾きたい!
信頼できる立奏具がない!
という人は、やってみてね~

二胡セミハードケース ESHC-1 レビュー


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素敵な二胡ケースレビュー!
今回はセミハードケースです。


またまたマックコーポレーション

以前にも二胡ケースの紹介をしました。

●二胡ハードケース NKC-06 レビュー

●二胡ソフトケース NKB-02 レビュー

これらのケースすべて、マックコーポレーションさんという会社が販売されています。
この会社の商品はいろんなところで見かけますし、話も聞きます。日本国内で勢力を伸ばしてられますね。すばらしい~

セミハードケース

今回紹介のESHC-1は二胡のセミハードケース。

商品ページ。↓の下のほうにあります。
http://www.maccorp.co.jp/erhu/index.html

セミハードケースは、ソフトケースとハードケースのいいところをあわせた、軽くて楽器にやさしいケースです。

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リュック式に背負うこともできます。
ストラップと肩当がしっかりしているので、背負った感触も悪くないです。

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この位置の持ち手!これはポイント高いです。
ケース自体が軽量なので、ちょっとしたときにこう持ちたいことはあります。

注意点あり!

このESHC-1には大きな注意点が。

入らない二胡があります。

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僕の台湾製蘇州二胡は納まりましたが…

北京製などの、ちょっとがっしりした作りの二胡はサイズオーバーになることがあります。
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↑糸巻きが納まっていませんね。

龍頭も無理でした。
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セミハードケースの内部の素材は発泡スチロールのようなやわらかい素材なので、糸巻きや弓がちょっと納まらないくらいだったら、ぎゅ~~っと押し込むことでその部分がへこんで入るようになることはありますが…あまりお勧めしない方法です。

もちろん胴の大きな中胡も入りませんでした。
購入の際は、実際に自分の楽器を入れて確認してみることが必要ですね。

このESHC-1には、赤、黒、青のバリエーションがあるようです。

NKB-01と比べてみる

同社のソフトケース・NKB-02と並べてみました。

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赤いなあ^^;

ソフトケース・NKB-02の方がわずかに大きいですね。
スペック上は両方とも約1.4kgとのことですが、持ってみた感じではセミハードケース・ESHC-1の方が少し軽い印象です。

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ソフトケース・NKB-02は重量級のソフトケースといえます。
大きい二胡も中胡も入ります。

セミハードケース・ESHC-1はそれよりは軽く取り回しができる感じです。スマートな印象ですね。

要確認

セミハードケース・ESHC-1は軽くて楽器にやさしく、取扱いやすい二胡ケースです。
自分の二胡が入るのか確認が必要ですが、入ればとても便利なケースだと思います。

どうですか?お客さん!

松脂について雑感いろいろ


弓奏楽器には必需品の松脂。
様々な種類がそれぞれの売り文句で販売されていますが、

ほんとにそんなにちがいあるの??そんなにどれも違いないよなあ~
と、思ってきました。

昨日の記事で5つの松脂を比べて、その個性には様々な違いがあることを今更ながら実感することができました。

松脂について、僕が感じてきたことをついでに書いてみます。


安い松脂と高い松脂の違い

松脂、いろんな値段のものがあります。
中国産の二胡用として売られているものでは、300円くらいの値段のものも見かけますね。

僕はかつて購入した安い松脂で

・極端に弓の引っかかりが弱い
・塗っても塗ってもぜんぜん毛につかない

この二点で「失敗した!」と感じたことがあります。

毛へのつきが悪い松脂は、松脂を塗るのにとても時間がかかってしまいます。ベルナルデルなどつきのいいものに比べると、これは相当な差がありました。
ガシガシ力を入れてしまうので毛も傷めていたかもしれません。

がんばって塗れたとしても、そもそも松脂の引っかかりが弱すぎて、違和感が強かったことも。

もちろん、500円程度の松脂でも使えるものあります。
2000円前後の松脂では、そういう失敗はなかったなと。

松脂は1個買えばずいぶん長く使えるものですから、使いやすいものを選べるといいと思います。

違いはすぐには分からない!

僕もずっと松脂には「大した違いはない」と思ってきました。
初めて使う松脂を、自分の弓にささっとつけて弾いてみても違いはよく分からないですね^^;。

昨日の記事で5種を弾き比べして、やはり(あたり前ですが^^;)松脂にはそれぞれ個性があり、自分らしい松脂探しも楽しいな、と感じました。

でもこれは人によりけりで、ちょっとつけただけでも違いをしっかり感じることができる人もいます。

そういう人はいいですが、松脂の違いが良く分からない人は、その場でその松脂の価値を判断しないで、やはりしばらく時間をかけて使ってみることが大切かと思います。
友達数人で違う松脂を買って、順番に交換しながらしばらくづつ使って、感触を意見交換するのもいいかもしれません。

新品の松脂はつかない!

昨日の記事で試したのは、どれも丸い松脂でした。
それらは丸くする成型の過程で、下図のように表面がすこし窪んでいます。

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はじめは、この両端でしか塗れないので、ぜんぜんつかないこともあります(涙)。

今回一番困ったのはJADE。ぜんぜんつかなくてかなり苦労しました。
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↑周辺の白い部分しか毛に触れてなかったんです。しばらくかかりました。
この部分が削れてしまって、全面で塗れるようになってからはスイスイ塗れました。

それでなくても新品は表面もツルツルなので、使い始めはちょっとつきにくい。
新品の松脂のつきが悪くても、しばらくは様子をみましょう。

意外に塗りやすかったのはコルスタイン
松脂表面に凸モールドで文字が刻んでありました。
新品の状態でも、まずこの文字の部分から毛に触れていくので、それほど苦労しませんでした。
新品の塗りのために工夫されているのでしょうか?

ベルナルデルYUEERは、すぐにいい感じで塗れますよ。やっぱ使いやすい。

バイオリン用?二胡用?

昨日の記事では4種のバイオリン用松脂を弾きましたが、それらに通じる印象として、「上品で明るく綺麗な音」というのがありました。

バイオリンの音の源なのですから、そういった気品高さは大切ですね。

一方で、民族色豊かな音色という意味では、すこし洗練されすぎているのかなとも思いました。

安い中国製の二胡用松脂には、バイオリン用松脂に比べ雑で使いにくいと感じる点が多いですが、それが民族楽器らしさを作っているのかもしれません。
なんか良い言い方ができないですがw。

YUEERは、そういった意味で民族楽器らしい音のする松脂といえるのかもなあ、と思いました。昨日の記事で試した5種の中で唯一「二胡用」松脂ですし。

【松脂紹介】松脂5種弾き比べ!


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めぐり合わせで只今5種類の松脂が我が家に。(写真には4つですが^^;)

しかもタイミングよく、同じ二胡をたくさん入荷したところで、新品の同じ弓が5本…
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というわけで、それぞれに松脂を塗って、弾き比べしてみました!


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まず最初にベルナルデル
長年使ってきたベルナルデルを基準に考えたいと思います。

商品説明で「サラサラだ」とよくありますが、音に粉っぽさははなく、なめらかでまとまった音色が印象的。

他の松脂と比べても、上品な音色ですねえ。

YUEER R001

【円高還元】二胡用松脂001

【円高還元】二胡用松脂001
価格:1,890円(税込、送料別)

次にYUEER

ベルナルデルにとても似ています。
少し粒子が粗い感触があるかな?

高音部では、ベルナルデルに比べて少しおとなしい音色という印象です。引っかかり具合や演奏感はあまり変わったようには感じません。

「おとなしい音色」→「キラキラしすぎない」→「癒しの音色」 とも感じられます。

この松脂は二胡用と銘打たれた商品。
また別記事で書きますが、この5種の中では民族的な音のする松脂といえるかもしれません。

JADE 100M

ジャダ
明るくてハッキリクッキリした音です。音の立ち上がりも速い。

ベルナルデルに比べ音が少し軽くなるような気がしますが、音の芯がとてもシャープになる印象。
明快な音色は音程も分かりやすくなるのではないでしょうか。

さらっと弾きやすい松脂ではないでしょうか。

Kolstein KR-010

コルスタインのバイオリン用松脂

「これはエグイ」。引っかかりが強いです。
JADEのように明るい音色なんですが、こちらは松脂の粒子がグイッと弦を引っ掻いている感触がわかります。
音の立ち上がりもJADEよりもうひとつ反応が良く、瞬発力高いです。
「ザクッ!」と弾ける感じw。僕は好きです。
バンドと一緒にガンガン弾く必要があるときには助けになりそうです。
ヤング向けですなあ。

Gold and Silver 2000

松脂 ミランMillant Gold&Silver ライト ロジン Rosin

松脂 ミランMillant Gold&Silver ライト ロジン Rosin
価格:1,600円(税込、送料別)

ミランのゴールド&シルバー

すっきりとした音。明るい音色ですが、他の松脂ほど音が前に出てくる感じはなく、でしゃばらない感じ、といいましょうか、そんな感じです。

ベルナルデルと比べると、引っかかりもすこし軽い感じです。

コルスタインを「いいね!」と思う僕には、すこし頼りなく感じてしまいます。

塗りやすさ

日常的に塗る松脂ですから、弓への塗りやすさも気になるところ。

ベルナルデルは、よく言われているようにサラサラ。とっても塗りやすく、スーっと伸びていくような感触で塗れます。夏でも冬でもほとんどそのサラサラ感が変わらないのもうれしいところ。

YUEERもベルナルデル同様、とても塗りやすいです。仕事柄、松脂のついていない新品弓に松脂を塗ることが多いのですが、ベルナルデルやYUEERだと本当に速く演奏できる状態まで塗りこむことができます。
塗っているときに「ざーっ、ざーっ」というような手ごたえがあり、塗れている実感を感じることができます。

JADEやコルスタイン、ゴールド&シルバーは、ベルナルデルに比べると少し伸びが弱いです。まあ、普段使いで困るほどではないですが^^;

ゴールド&シルバーは松脂自体が大きく、弓の先の内側を塗るのに苦労しました。バイオリンでは弓の外側しか塗らないから、松脂自体の大きさはあまり関係ないんでしょうか。

総括

今回、5本弓を並べてしっかり弾き比べをして、松脂の違いをしっかり感じることができました。

ですが、ここで紹介したどの松脂も、「この松脂では演奏できないよー」というようなものではありません。それぞれ十分な基礎能力はあり、その上での個性の違いがあるという感じですから、これを参考に松脂の購入をお考えの方は失敗を恐れないでいただければと思います。

僕にとっても、松脂を考えるいい機会となりました。

【松脂紹介】Millant Gold and Silver 2000


まつまつまつまつまつやにぃ~

今回は、ずーっと小物入れの奥に眠っていた松脂を紹介します^^;


ミラン社

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フランスの「ミラン社」の「Gold and Silver 2000」 という松脂です。

先日紹介の「JADE」も作っているミラン社。

バイオリン用の「黒猫」と呼ばれる有名な松脂を作っていて、それをさらにスムーズでソフトな音質に改良したもの、だそうです。

量高い

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使いさしすいません^^;

綺麗な松脂ですね。

演奏感としてはまあ、いい感じです(笑)
やっぱ単体じゃよくわからんですねえw。

引っかかりは多少軽く、音色もすっきり系な感じ?

問題は、この松脂自体が大きいこと
二胡は弓の毛全体に松脂を塗るのですが、余り大きい松脂だと、弓の先の方、竹と毛がくっついているあたりの隅々まで松脂が届きにくい!

弓にもよるわけですが、二胡ならではの悩みでしょうかね。

大きい=量が多い のでお得なのかも??

松脂 ミランMillant Gold&Silver ライト ロジン Rosin

松脂 ミランMillant Gold&Silver ライト ロジン Rosin
価格:1,600円(税込、送料別)

【松脂紹介】YUEER R001


買ってみた!まーつーやーに!紹介します!
今度は中国製です!


YUEER

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この松脂は中国製で、本体に「YUEER no.001」と記載がありますが、詳しいことはわかりません。
検索してもでてこないですね。

見た目よし

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見た目は透明でとても綺麗。
樹脂製?の箱に収まっています。
この箱のフタは、使ってるうちに取れそうです^^;

松脂の裏には布がついていて、更にその裏にプラスチックの持ち手がついてます。
持ちやすいです。

コピーか??

使ってみて、とてもベルナルデルに似てる印象です。
音も演奏感も塗りやすさも。

音は少しおとなしいかな?

ベルナルデル同様にスイーーーーっと伸びる塗りごこち。いい感じです。

定価で比べると他より安価なので、お買い得松脂かもしれませんね。

この松脂は↓ここで買いました。ここ以外では見かけないですね。

【円高還元】二胡用松脂001

【円高還元】二胡用松脂001
価格:1,890円(税込、送料別)

【松脂紹介】Kolstein KP-010


松脂紹介しようかい!!

次に紹介するのはコルスタイン KR-010です。


Kolstein Music,inc.

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Wuritzerなどの著名な弦楽器ディーラーで楽器の修復をしていたサミュエル・コルスタイン氏が1943年に設立したKolstein Music,inc.。

アメリカの会社だそうです。
現在はコントラバスやアクセサリーを製作しています。

今回買ってみたコルスタイン松脂は、その中のバイオリン、ビオラ向け松脂で、KR-010というものです。

Wuritzerってエレクトリックピアノのウーリッツァーかな?

エグいですよ

松脂を選んでいるときに、店員さんに言われた言葉です。

「この松脂…エグいですよ

どんなアドバイスやねん、と思いましたが、弾いてみて納得。

弦をひっかける力がとても強いです。
弓が「ガッ!」「グッ!」と弾ける感じです。

音の立ち上がりも速いんですが、とにかく松脂が弦を力強く引っ掻いて、弦がブルンブルン振れているのが手にビンビン伝わってきます。

コントラバスのメーカーと聞いてまた納得。エグいですね、こりゃw。

力強い音を力強く弾ける感触。
合奏でも通る音を引き出してくれそう。

でも薄い蛇皮の安い二胡だとオーバーパワーすることもあるかもな、と思っちゃいます。

かといって、音が荒い感じはないです。あくまで僕の感覚で、ですが。

これは他の松脂に比べて特徴がわかり易いですね。

入れ物は紙筒

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紙筒がケースとなっていて、中にもうひとつ、松脂をガードする樹脂製カバーがついています。

この金色の紙筒はすぐボロボロになるだろうなあ…

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