【読者投稿】左手ベタつき対策・手側編


金属デンペンを伝授してくださったSさんから、またお便りいただきました!

竿を持つ手。汗をかくとベタベタして滑りが悪くなって、ポジション移動がしにくい経験は誰しもがあると思います。
これについて、その方が試された対策を手側/竿側それぞれ、資料にまとめたものを見せてくださいました。

許可を得て、これを当ブログでも公開させていただきたいと思います。

今回は、“手”に施す対策について。


本筋なら

竿を持つ手が汗かいてベタつく問題。
これには僕も悩まされて、演奏の時にはタオルが必須だったころがあります。

今はタオルは必要なくなりました。なぜなら、演奏時に手の平から汗をかかなくなったからです。

舞台役者さんが顔から汗かかなくなる、というのと同じで、しょぼいながらも鍛錬の結果、自律神経を書き換えてしまったのでしょう。

演奏家としてキャリアを積まれている方から、「いやあ~手汗がひどくてね」という話はききません。
個人差はあれ、技術の向上もあいまって、熟練していくとそれなりになんとなく解決していく問題だとは思います。

とはいえ、そんなに練習できない方には重い悩みの種です。
Sさんの資料から、自分にもできそうなものを試してみては如何でしょう?

Sさんの資料公開

以下をクリックすると表示されます。

 ◎資料その1

 ◎資料その2

 ◎資料その3

6種もの手袋などを試されています。

また、資料に登場する言葉「虎口」とは、手の竿と触れる部分、親指と人差し指の間の部分のことです。

⇒参考リンク

小林的には

Sさんの紹介されている中では、三味線の指かけ、これは厚くて遊びが多くて、あまり小林としてはお勧めできません。

薄手手袋については、僕もやってみたことがあります。

 ◎竿を持つ手が汗ばんだら…サポーターのススメ

Sさんが紹介されている他のタイプの手袋は耐久性もありそうでいいかもしれませんね。

でも、何もつけないで弾けるようになることがやはり本筋です。
二胡が身体の延長にならなければなりません。

できるだけなにもつけないで練習してほしい、という気持ちがとにかく1番です。

「手汗さえなんとかなれば…」
という方は必要悪と肝に命じて、これらの方法を試してみてくださいね。

次は、竿に対して施す対策について紹介します。

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