「移動ド」で書かれる数字譜と五線譜との違いを見てみましょう。
数字譜では数字が音を表します。
12345671
が音階をあらわしています。
…これ、どこかで見たことありませんか?
そうです!音程を表す”度数”です!(ムリヤリ…)
一般的な数字譜の音階は長音階のみを表すので、
1=音階の主音
2=主音から長2度離れた音
3=主音から長3度離れた音
4=主音から完全4度離れた音
5=主音から完全5度離れた音
6=主音から長6度離れた音
7=主音から長7度離れた音
数字譜の数字(音符)は上のような意味になってます。
例えばハ長調の音階。ドレミファソラシド。
これを数字譜で表せば「12345671」。
ニ長調の音階、レミファ#ソラシド#レ。
これも数字譜なら「12345671」なんです。
もちろん、ハ長調(C調)の「12345671」と、ニ長調(D調)の「12345671」は、実際に出てくる音は違います。
何調であったとしても、
音階の始まりの音を「1」=ド
音階の2番目の音を「2」=レ
音階の3番目の音を「3」=ミ …
という風に、音階の順番を表しているのが数字譜の書き方です。