↑これ、なんだかわかりますか?スピーカーなんです。
「BOSE」という有名ブランドの製品で、小規模なイベント向けに開発されたもの。
1本だけ?
変な形?
ですが、スゴイすぐれものです!!
音響機材は重い…
ライブなどでお客さんを集めると、音響機材が必要になります。
大きくていい音を出す機材って、重いんです…
アンプ1台何10キロてのもザラ。
スピーカーも力強い音を出すには強力な磁石(=重い)を装備しています。
二胡より重いものを持たない生活をしてると、重い機材&2本のスピーカーなど、音響機材の運搬と仕込みは結構しんどいものです。
安くて軽い機材もあるんですが、それはやはりそれ相応の音しかでないわけで…
音楽屋さんで、音響機材の運搬中に腰に雷が落ちる人はほんと多いです。
L1 Compact system
このBOSE L1 Compact systemは、
小規模PAとして開発されたもので、パワーアンプ内臓に簡易ミキサーも内臓しているので、ギターやマイクをつなげば、そのままライブ可能です。
常識を覆すコンセプトに驚かされます。
1本だけ!軽い!
よく見るスピーカーって、2本1組使いますよね?
これは、ステレオ効果によって広がりのある音を出すため。
でも、このL1 Compact systemは、1本だけでそれなりに広がりのある音をだすことができます。
1本だけでいいので、荷物が減りますw。
重さは約。13㎏アンプとスピーカーのセットですから、かなり軽いです!
変な形ですが、4つの部品に分解。
キャリングケースに収めて、還暦の女性1人でも持ち運び可能です!
(モデル:小林母)
これ1本でメイン/モニタースピーカーを兼ねる
演奏条件によっては、お客さん向けのスピーカー2組、
さらに、演奏者が自分の演奏を聴くためのモニタースピーカーが必要になります。
音の出る場所がたくさん。
ライブの現場では、このスピーカーどうしの音の干渉による悪影響ってのが結構大きくて、
お客さんが会場にばらばらに座るイベントスペースでは、聞く場所によって音の状態が大きく変わってしまいます。
このL1 Compact systemは、演奏者の後ろに設置して、お客さんも演奏者自身もこの音を聴きながら演奏します。
こうすることで音の出どころを1つだけに絞って、干渉をさけ、会場のどこでもいい音が届くようになります。
特殊な形状はこれを実現するためのもののようです。
ちなみに、こないだのcafesolaライブではこんな感じでした↓
2本のスピーカーを置くのは、スペースが限られた小規模イベントでは大きな問題となりますが、
コンパクトなので目立たずスッキリ!
肝心の音は?
BOSEって会社は、オーディオや音響の世界でたくさんのチャレンジを行ってきた会社です。
一見「はあ?」っていうような変態製品を数々世に浸透させてきた実績をもっています。
このL1 Compact systemも、アンプとスピーカーのセットで15万円弱。
音響機材としては決して高いものではありません。
なので音質そのものは値段相応です。
が、現場のことをよく考えて作られているので、現場で聴きやすい、使いやすいチューニングがされていると思います。
僕のやってるような、10~50名くらいのお客さんスペースで、2~3人の出演であれば、十分に使える製品です。
「ちょっとちゃんとしたPA機材、自分で持っておくかあ~」
という人にはかなりお勧めです。
いいですよ!L1 Compact system!!
BOSEのサイト↓
http://www.bose.co.jp/jp_jp?url=/consumer_audio/musicians/l1_systems/l1_compact/l1_compact.jsp
…って、これ僕の持ち物ではなくて、いつも散髪音響さんに借りているんですが…
散髪音響さん、いつもありがとうございます!
上位機種のL1も使ってみたいなあ~
ようやく最近になって購入を決意しかけてるところ、レビューを色々調べてたらここを見つけました。
まぁ楽〇で購入することになるのかな~って思いますが、AERのコンパクト60も捨てがたいしとか余計なことも考えてしまいます。
ローランドのAC60を持ってるからBOSEのL1コンパクトを買えばいいじゃない!って言われそうですが。。。
う~ん。。。決意しかけてるのに、悩む~。。。>_<
男なら
黙ってポチリ
あらイケメン
音色と音抜けの良さは一番と思います。
同様機種で最近、出力が1000W(しかもl1Compactよりも安い!)の高出力の物が出ていますが、高出力イコール高音質ではないので注意が必要です。
YouTubeなどでライブ映像が投稿されていますが、他機種と比較してL1ボーカルや演奏がきれいにハッキリと聴き取れるのが判ると思います。
どんなに高出力であっても、演奏とボーカルが聴き分けにくかったり響きが悪かったりでは、ただの騒音になってしまいます。
野外や余程の広い会場でデカイ音さえ出てれば良ければならともかくですが…。
そうですね。オーディオ的な良さではなく、「現場で使える」使用というのが、現場でありがたいです。