胡琴のチェロ・革胡


ヘンテコなルックス…(お姉さんのことではないよ!)

これは「革胡」という楽器です!


最近の楽器

この楽器は、20世紀に入り、西洋のオーケストラという概念が中国民族音楽に入ってきて、二胡など胡琴の方法論でチェロをつくろう、ということで作られた楽器です。

もともとはこちらの動画にあるような、蛇皮を使ったものでした。

「革胡」で検索してもらえば、たくさん画像がでてきます。

特殊な構造

基本的には、調弦や演奏方法はチェロと同じだそうです。

振動板である皮が、横向きに張ってあります。
僕もおどろきましたが、ブリッジと皮が胴の中でつながっている仕組みになっていて、弦の振動を直角に伝えているんだそうです。

革胡はチェロに相当。
コントラバスの音域を受け持つ“低革胡”というのもあるようです。。上の動画に映っている一番大きい楽器がそうですね。

環境保護で素材変更

最初の動画では、蛇皮ではなく合成皮を使っています。
ふたつめの動画でも説明されていますが、皮の面積が大きく、大きな蛇皮を使う革胡は、環境保護のため積極的に合成皮が使われているそうです。

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