二胡用の弦は、内弦外弦両方のセットで販売されていることがほとんど。
二胡の場合、内弦と外弦はどっちも細くて、どちらかだけを見て「これは内弦だ!」などと当てるのは至難の業です。
なので、大概は弦の先の方(糸巻きに巻きつける部分)の滑り止めの糸のようなものの色が違うものになっていて、2本が別であることを識別できるようになっています。
上の写真はわかりにくいですが、内弦(上)は緑、外弦(下)は黒になってます。
まれなケース
…で、写真は先日生徒さんから「どうしても調弦があわない」と持ち込まれた二胡。
確かに合わない。よーくみると…内弦外弦両方とも同じ青色のすべり止めが巻いてあります。
比べてみても、2本とも細さは同じ。
内弦と外弦のセットのはずが、誤って外弦2本が入っていたんですね。
そりゃチューニングあうはずはありません。
買ったら一応中身を確認しよう
僕の二胡人生の中で、二胡弦セットの中身が間違っていたことは何度かあります。
「何度か」もあるんですw。
買ったら一応中身を出してみて、太さの違う2本の弦が入っているか確認しておきましょう!