二胡立奏ベルト


二胡は座って弾くのですが、こうして立って弾いてる姿もよく見かけますよね。
テレビやコンサートでは立奏を見かけることが多いから、「二胡は立って弾くものだ」と思っている人もけっこういるかもしれないです。

二胡の立ち弾きのためにつかう道具を紹介します。


市販品はちょっと…

立奏のために市販されている、ベルトに差し込むため爪を二胡に取り付ける、金属製の道具があります。
これがなかなか安定が悪かったり、楽器に傷がついたりしていいものがなかなかありません。

プロの二胡演奏家がステージで使っているものは、それぞれ独自に作ったものを使っていることが多いようです。

そこで試してみた

僕も市販品やらなにやらいろいろ試して、一番安定して弾きやすい!と行き着いたものが

  ヒモ

でした。
上の動画の人も白いヒモですね。

ヒモを二胡の胴と台座の境目部分にまわして、自分のお腹と二胡を挟みます。
これだけですが、ヒモの長さとお腹との挟み具合をうまく調整すればとっても安定して演奏できるし、取り外しもとても簡単なんです。

作ってみた

僕は手芸道具で自作した立奏ベルトをもっています。
こんなの↓
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この素材なんていうんだろ?よくあるベルト素材です。

幅は2cmくらい。
二胡の胴と台座の間に入り込むように、できるだけ薄く細い素材を選びました。

使ってみると、こんな感じ。
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胴と台座の間に入り込ませます。
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お腹の肉をうまく胴に乗せるような感じ?でうまいこといきますよ。

このヒモ式立奏具は、蘇州式北京式上海式、二胡中胡高胡問わず安定して立奏することができます。
1本持っておくと便利ですよ。

身近なものを流用してもOK

代替品としては、100均やホームセンターなんかに売ってる「子犬用首輪ベルト」が使えます。
たとえば、こんなやつ↓
IMG_2451

短いので、自分の胴周りにあわせ2本くらいをつなげて使います。
ベルトに厚みがあるので、胴と台座のスキマが狭い蘇州式の二胡には使えないの場合もあります。

まあベルトじゃなくても、荷造り用ヒモ1本でも簡単に試せますよ。

立って二胡弾きたい!
信頼できる立奏具がない!
という人は、やってみてね~

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