二胡で音程を押さえる左手の小指の動きは、
手の平が運んできて、連れていく、
という感覚が大切だ、ということでした。
でも、小指を使った後、手の平がもとの形にちゃんと戻れない…とお悩みの方は多いかと思います。
そんなときは、おおげさに動かす練習を毎日の基礎練に足してみましょう。
手の平大袈裟練習方法
*iphoneをもって撮影したので、演奏しておりません…
メロディとしてはD調外弦開放弦「5」 → 外弦小指「2.」をひたすら繰り返すのですが、
手の平の動きに注目!
外弦開放弦を弾く時ごとに、手の平を大袈裟なほど竿に対して直角にします。
小指の音程のことなどあまり気にせず、手の平が大きく動いている様子を確認しながら繰り返しやってみてください。
また、小指を出す時、ほとんど小指の関節が動いていないところにもご注目。
この練習は、ほぼパーのままやります。
そうそう、肘も動いてないですね。小指を使うという動作は、ほとんど手首だけでやります。
この練習でやっている手の平の動きは大袈裟です。実際の曲演奏の時にはここまで大袈裟にやってはいけないですが、この練習をやることで、
・手の平がちゃんと戻ること、
・小指の関節はあまり動かさないこと
を体に教えることが目的です。