二胡の一番下についている、俗に言う“台座”の部分。
ここの構造を紹介します。
重りが入っている
写真は北京式二胡の台座です。
胴体と面している部分なので、普段は見えていないところです。
真ん中に銀色の塊が。鉛です。
二胡は軽い楽器です。
構えたときの安定性を高めるために、こうして台座に“重り”が仕込んであるものが多いです。
さらに奥には木ネジが飛び出ていて、手前には四角い穴があいています。
台座が固定されている仕組み
組み立てた時の二胡の断面図です。
竿は胴を貫通して、台座の四角い穴で止まっています。
竿~胴~台座は、貫通している竿を支えに、
木ネジと弦の張力で固定されている、という仕組みです。
普段は気にしなくてもいいところですが、
知っておくと、もっと二胡と友達になれるってもんです。