二胡で良く使われるスタッカートは2種類。
先に、簡単だけどあまり使わないほうのやり方を紹介します。
音の長さだけ動かす
スタッカートは、「音を短く切って演奏する」というもの。
ならば、「弓を少ししか動かさなければよい」と考えるのが「やりかたA」です。
↓↓
この動画のように、実際の音の長さだけ弓を動かし、それ以外の音が出ないように、身体を力ませて動きを止めます。
原理は簡単。演奏も難しくはないですね。
あまり使われません
やってみてわかるように、キレイな音はしません^^;
“力”で体の動きを止めるので、音楽の流れも止めてしまいます。
なので、この「やりかたA」はあまり登場しません。
時折、連続してトリッキーな技として登場することがあるくらいです。
↑この曲の2:21と2:35に登場します。
これ、実際やってみるととても難しい!
一弓で連続して行うと、弓先になると音のツブをそろえるのが大変です。
この曲の場合、それまでがとても流麗でゆったりとしたフレーズが続くので、この連続スタッカートがとても印象に残りますね。
次は、よく使う二胡のスタッカートを紹介します。