長年使ってきた松脂が小さくなってきて、折角なのでバイオリン用の幾つかの製品を買ってみました。
僕がもっていたものも合わせ5製品。
それぞれざっと紹介していきます。
まずはベルナルデルから。
Bernardel
まずは、ベルナルデルという松脂。
西洋擦弦楽器向けのフランス製の松脂です。
ベルナルデルはバイオリン、ビオラ奏者の間でとても人気のある松脂で、目ん玉飛び出る値段のバイオリン弾いてるプロバイオリニストにも「へえ!二胡もベルナルデル使うんだ。いいよねそれ。」と驚かれたことがあります。
楽器を買った時についてきたこの松脂をずっとメインに使ってきました。
上写真もくたびれてます^^;松脂自体もほとんど残ってないので、写真はないですが、透きとおったとても綺麗な松脂です。
僕の中の松脂の基準がベルナルデルになっています。
音は?
肝心の音色や演奏性については、ひとつの松脂だけを弾いても、はっきり言ってよくわかりませんでした(汗)。
今回5種類の松脂が手元にありますが、最終的に弾き比べ記事を書きますのでそちらをご参照ください。
…まあでも言ってはなんですが、「わあ〜この松脂じゃ演奏できないよ〜」と、いうほどの差というか、悪い方向の違いはなかったので、基本的にどれでもいいっちゃどれでもいい、というのが率直な感想でしたね…
使いやすさは?
夏でも冬でも塗りごこちがとても気持ちいいです。
「サラサラ」といわれるように、伸びるようにぬれるので、短時間に楽にぬれます。
松脂自体の大きさも手頃で隅々まで塗りやすいのもポイントです。
二胡は弓の表裏の隅々まで松脂を塗りますからね。
入れ物もいい
何気に高得点なのは、付属の布製ポーチ。
箱やプラスチックケースだと、二胡のソフトケースの小物入れに入れると角ばったり、衝撃がそのまま松脂に伝わって割れてしまったりすることもあります。
このポーチは厚手の生地でとてもしっかりした作り。僕の薄っぺらいソフトケースでも邪魔にならずしっかり松脂を守ってくれていました。
迷ったらベルナルデル
長年使ってきて音の面で不満がなかったこと、独特の使いやすさ、多方面からの信頼の声から、二胡にもお勧めできる製品です。
いい松脂使ってみたいけど、失敗が怖い…という方に、とりあえずベルナルデルはお勧めお勧めお勧めですw。