CORAL FLAT6 平面バッフルスピーカー!



ばいーーーん!!
以前ハードオフで見つけた、
コーラルという日本のメーカーの40年前のスピーカーユニット「FLAT6」を
使って、平面バッフル型スピーカーを作ってみました。
CORAL FLAT6 は、オーディオがブームだったころに流行ったロクハンというサイズの
名機として有名なスピーカーユニットでした。
僕は大阪の小さな飲み屋でこの音を聴いてから欲しくて探していたんですが、
なにぶん古い品なので見つかっても使用感甚だしいものばかりだったんです。
この間ハードオフで、40年の時を感じない未使用のユニットが売ってて仰天!
即買いました。
発売当時の価格が一つ3300円。ハードオフではペアで4200円。
いやあ、本当にいい買い物した!
…で、これをどんな箱にいれて鳴らすか。
バスレフかバックロードかいろいろ考えました。
以前作ったバックロード型スピーカーで使ったFE88ESRというスピーカーユニットほどパワーもないようだし、
性能より味わいで楽しむスピーカーかなとおもったので、一番シンプルなスピーカー形式「平面バッフル型」というのにしてみました。
スピーカーはほとんど箱に入っていますが、「箱」は主に低音のためにあります。
箱からスピーカーユニットを取り出すと、とたんに低音がごっそり消えてしまいます。
こちらをご参照ください↓
http://www.1ban-e-mono.jp/index-04-02-speaker-box.html
スピーカーの前と後ろの世界を隔てる必要があるんですね。
その意味で、もっとも構造的に単純なもの。
板に穴あけてユニットつけただけ。ユニットの特色が素直に表現される立派なスピーカーなんです。


コーラルFLAT6。キレイでしょ!

顔が映るくらい!本当に美品です。
これ、作るの簡単だからと、1枚3980円の高級板を買って、塗料も買ってキレイなスピーカーを作る予定だったのですが…
カットをホームセンターさんにお願いしたのですが、簡単単純なカットだからと適当に指示したら間違えてカットされちゃって、

左右の木目が互い違いになっちゃいました(つд∩) ウエーン
バカバカバカバカほんとうにばかです。ツメの甘い人生…orz
これに気づいてすっかりヤル気なくして、色もぬらずさっさと完成させることにしちゃいました。
肝心の音は、まだあまり聴けてないのですが、木目のこととかは気にしなければ気にならない感じ。
前作ったスピーカーに比べれば当然
レンジも狭いし押しが弱いですが、やっぱりほっこりできる、やさしい音の予感です。
このスピーカーを聞くときは前作ったスピーカーは台と化しますw

スピーカー製作たのしや!

「CORAL FLAT6 平面バッフルスピーカー!」への2件のフィードバック

  1. スピーカーのこと、勉強になります。
    実は今は未使用で眠っていますが、人生初購入のステレオスピーカーはCORALでした。両方で10万円弱^^;
    でか過ぎるのでしまっていますが、ブログを見て再び出してこようかと思っちゃいました。

  2. けんにぃさん、いらっしゃいませ!
    オーディオがブームだった時代、リスナーが音楽を積極的に聴こうとする時代だったともいえると思います。
    CD→MD→MP3、オーディオスピーカー→テレビやPCのスピーカー→IPODイヤホンと、便利さやファッションが音楽を聴く環境の情報圧縮を進めてしまいましたが、これからはまた聴く側が能動的な姿勢になったら楽しいのになとおもっています。
    オーディオもお金かけようと思えばいくらでもかけられる趣味ですが、ちょっと工夫でお金をかけずに遊べるものでもありますもんね。
    自分の趣味趣向やスタンスをしっかりもって音楽に向き合えて、音に対して積極的に働きかけるような音楽好きが増えたらいいなとおもっています。
    CORALのでかいスピーカーってだけでワクワクします(笑)
    許されるならぜひ発掘して、スピーカーの奏でる音を楽しんでもらえたら!

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