劉天華の練習曲44番です!
練習四十四
楽譜はこちら↓
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/44.pdf
考える
ポジション移動がからんでくると、今がどこのポジションにいるのか、ということも楽譜から読み取る必要があります。
それは楽譜上の指番号を見て「この音をこの指で弾くということは、第◎ポジションの内弦の運指だな」という流れで考えることになります。
そのため、楽譜には最小限の指番号しか書いてないことが多いです。あとはわかるでしょ、ということです。
ポジション移動をはじめたころはそれだけではわからないことも多いと思います。
いろいろなポジション移動練習曲などを通じて、「よく使われるポジション移動のパターン」のようなものが身につくと、フレーズにあわせたポジション移動がイメージできるようになります。
慣れないうちは、使う弦と指番号、第何ポジションにいるのかも、ひとつひとつの音に書いてしまうといいかも。
音を指定された指で探す癖が身につかないように。
音程そのものよりも先に正しいポジションにきちんと手があること、次に綺麗なフォームをとっていることが大切で、その結果としての音程でないと、応用が利きません。