ブータンの楽器・ダムニェンのチューニング


南アジアに位置するブータン王国。
2011年に新婚のブータン国王夫妻が来日され話題になりました。

<幸福の国・ブータン>を紹介する施設が<日本一幸福度の高い町・福井>に登場します。
そのオープニングイベントで福井の人がブータンの楽器を演奏するコーナーがあり、そこに僕も参加させてもらうことになりました。
その催しについてはまたお知らせします。

今日のブログでは、その日の演奏で使うのに情報が足りなくて困っていた楽器【ダムニェン】の情報について教わったのでメモ書きしておきます。共演者のためにも^^;。

唐突ですいません。


ダムニェンとは

チベットを中心に使われている發弦楽器。
ブータンでも同じ構造のものが使われています。

装飾がとてもきれいですね。
バンジョーのように、鹿や蛇の皮が張ってあります。
ネックも途中で別の材を継いで作ってあるそうです。

指で押さえるところは模様のない部分だけ。フレットのようなものはありません。

そして、立派な龍の彫り物!

見事です!
ブータンは龍の国とも言われ、東日本大震災後に来日されたときにも、龍の話をされたそうです。
リンク・「龍のお話」ブータン国王が日本に残した深イイ話・メッセージ

二胡にも龍の彫り物をあしらったものがありますが、遥かに主張が強いです。
また、ちょっとしたことで壊れそうな感じも満載です^^;。

演奏は、木で作った撥を使います。

結構使いやすいです。紐で楽器本体とつながっています。
失くさないように…でしょうか?

チューニング

3コース、7本の弦が張ってあります。

現在使われる弦は、なんとバドミントンのラケットのガットだそうです。
7本とも同じ太さのものを使います。

ダムニェンのレギュラーチューニングはこんな感じだそうです。

楽器を立てて、左から
A2(2本) / D3(3本) / G2(2本) 

*A、D、Gの横の数字はオクターブです。数字が1つ多いと1オクターブ高い音ということになります。
TASCAM TC-8など、オクターブ表示をしてくれるチューナーもあります。

中央の弦が一番高いとは、なんとも不思議なチューニングです。
また、中央の3本のうち1本は共鳴弦だそうで、5弦バンジョーのように竿の途中からでてきています。

また、7弦ありますが基本3コースということで、2本/3本/2本ずつ同時にピッキングしていきます。
マンドリンや12弦ギターのようなものです。

ですが、弦の間が離れているので、トレモロ演奏の時にはダウンピッキングとアップピッキングで別の弦を弾くようなテクニックもあるそうです。

今回のイベントでは、Gの音を1オクターブ高く調弦して、ギターに近い感覚で弾けるようにしよう、ということになりました。

ブータンミュージアム

2012年11月17日、福井駅前に「ブータンミュージアム」がオープンします。
そのオープニングレセプションで、数曲ブータンの曲をブータンの楽器で演奏する予定です。
僕は、ブータンの胡弓【ピュアン】を担当。こちらもまた紹介しますね。

運営されるNPO法人・幸福の国 ホームページ
http://bhutan-npo.asia/

オープンした際にはぜひお立ち寄りください。

「ブータンの楽器・ダムニェンのチューニング」への2件のフィードバック

  1. ダ・ニェンの基本チューニングは、簡単に言えば三味線と同じです。本調子と三下がり、二上がり。この調弦は、主にプェ・ダと呼ばれる東チベットから伝わった民間音楽をもとにブータン風にしたジャンルの歌唱伴奏にもちいられます。

  2. コメントありがとうございます。
    僕は今回の企画ではじめてふれる音楽なので、いろいろ苦労しています…^^;
    ピュアンという胡琴を演奏するのですが、こちらもよくわからなく、資料もなくモンモンとしています。

    ブータンの音楽文化においては、チベットからの影響が大きいのでしょうか・・・

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