録音の際に部屋の響のカブリを減少するリフレクションフィルターを自作してみましたその2!
ふわふわのジョイントマットだけでは効果が薄かったので、少し吸音材を足してみることにしました。
前回の記事ではこんな状態
見た目良しですね!100円均一でつくったとは思えない…と自分では思っていますw。
せっかくだから、追加する吸音材も100円均一の商品から探してみることにしました。
目をつけたのはこちら↓
「わた」と「フェルト」です。
ふわふわのわたで空気を含ませ、それをフェルトで止めようというもの。
複数の素材を重ねることは音響的にも有利、って話を都合よく解釈してやってみることにしました。
工作
3層構造に!
この「わた」は袋から出したら空気を含んで膨らむのですが、かなりの容量になります。
半分くらいしか使えませんでした。
また家にあった短い釘を打ち込んでむりやりとめました。
そろそろ飽きてきたので工作のクオリティががた落ち!(涙)
背面はかなり悲惨なことにw
でもまあそんなこんなで、クッションみたいなリフレクションフィルターができました。
効果は?
効果は、前回記事の状態よりは吸音感が増しました。
それでも、響きが大きく変わるわけではありませんので過剰な期待は禁物。
マイク背面からの音が吸われますが、マイク上下と前からやってくる反射音は当然入ります。
近距離の反射音が消え、時間をかけて遅れてやってくる反射音だけが残ります。
原音と遅い反射音。これはこれでとても不自然な響きです(笑)
どんだけ響く部屋だって話ですが^^;
リバーブを使ってミックスするものには効果ありますが、ナチュラルな録音にはちょっと向かないかも。
マイクとリフレクリョンフィルターとの距離を工夫したり、使いこなしが大切そうです。
ないよりマシ。だけどあることでマシになりますリフレクションフィルター。
これでガンガン録音するぞ!