TASCAM DP-32 レビュー その2


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買っちゃった!TASCAM DP-32
使ってみた!です。


接続

DP-32は8トラックの同時録音が可能。
8系統のマイク/ライン入力があります。

しかしながら僕にとって、8トラックを同時録音するというのは普段はありません。

そこで、8つの入力にそれぞれの機材を接続しました。

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*コンデンサーマイクを使うためのファンタム電源は、1~4ch/5~8chそれぞれでON/OFFできます。
*input8はハイインピーダンス接続に切り替え可能。パッシブピックアップのギターが直結できます。

input1~8それぞれを、どの録音トラックに割り振るかは画面上でできるので、このように使う道具を全部接続しっぱなしにして作業することができます。
面倒な僕にピッタリw。

MIDI接続

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また、シンセサイザーで打ち込みしたトラックとの同期をとるため、DP-32とシンセサイザーはMIDI接続しました。

最近はUSB端子しか搭載してない機材が増えましたが、PCを使わない族の僕にとっては、MIDI端子はまだまだ必要。

DP-32はMIDIタイムコードMIDIクロックマスターの送受信が可能。
僕のシンセROLAND XP-80はMIDIクロックマスターのみ対応していたため、そちらを使っています。
DP-32のレコーダーとXP-80のシーケンサーを同期再生することができます。

録音エフェクト

録音の際には、8つの入力それぞれに装備されているダイナミクスエフェクトを使います。
コンプレッサー、ノイズサプレッサー、ディエッサー、エキサイター
の中から選んで使います。

設定はそれぞれの入力ごとに変えることができます。

複数のエフェクトを同時に使うことはできないようで、8トラック全てに同じダイナミクスエフェクトを使うことになります。

また、本体内蔵のギターエフェクトを使っているときは、ダイナミクスエフェクトは2つのトラックにしか使うことができないようです。

大抵はコンプレッサーを使うことになります。
録音の段階で、コンプかけ録り!

録音トラックのアサインから設定、再生まで説明書を見なくてもわかる良い設計となっています。
…といっても、こういった機材が初めての方はそれなりに仕組みを理解するのに勉強が必要です。
それはどんな機材でも一緒ですが。

フットスイッチが便利!

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オマケでフットスイッチがついてきました。

◎TASCAM フットスイッチ RC-3F メーカーサイト
http://tascam.jp/product/rc-3f/

DP-32本体前面、ヘッドホン端子のとなりにフットスイッチ接続端子があります。

このフットスイッチはとても重厚な造り。

スイッチが3つあり、それぞれに再生/停止、早送り、巻き戻し、パンチイン/アウトなどを割り当て、踏むことで操作できます。

楽器を構えたままリアルタイムのパンチイン/アウト録音が一人でできるのはとても効率がいいです。

また、再生/停止・巻き戻しをフットスイッチで操作することに慣れたら、再生位置を足元でコントロールしながら手はもう次の作業を行っている、ということができます。職人技です。

こういった単体機は、操作に熟練するととんでもなくすばやく作業することができるようになります。
僕もがんばるぞ!

SDカードに録音

DP-32はSDメモリーカードに録音します。

大容量のSDカードも安くなりましたし、ハードディスクを搭載したMTRと違い動作音がしないので、マイクのそばに本体があっても大丈夫。

録音して停止した時などに、SDカードへの書き込みに少し時間がかかります。
読み書きの速さではハードディスクに軍配かな…

録音されたSDカードはPCで読みこむことができますので、カード全体をPCにバックアックをとることは簡単にできます。

また、録音した音は、直接wav形式で記録されます。
トラック別のデータをPCに取り出したり、PCからwavデータをDP-32に移すことも簡単です。

まとめ

DP-32。録音機としては十分便利で使い込むことで身体の一部となってくれそうな予感です。

音質についても、ZOOM R16と比べても値段分の違いがあるなという感じです。

ただ、モニターのボリュームをMAXまで上げると、「ジィィィィィィー」というデジタルな雑音が聞こえます。
録音に支障がでるわけではないですが、S/Nがいいわけではなさそうです。

録音してみましたが、ストレスなく、小林的に十分なクオリティで録音ができました。

次回は、DP-32を使ってみて気づいた点を挙げてみます。続く!


*24トラックのDP-24もあります!

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