指揮者のようなメトロノーム「Auftakt2」


win用メトロノームフリーソフトで面白いものを見つけました。
指揮者みたいにリズムを表示してくれる「Auftakt2」を紹介します!


動きが面白い!

目は耳ほどにナントヤラ。↑こちらの動画をご覧ください。

黄色い玉が拍と拍とをつなぐようなアニメーション表示されます。
1拍の長さや裏拍を目で見て感じれるような工夫ですね。

これは実際練習で使ってみるとわかりますが、とてもリズムを感じやすくていいです!

クラシック愛好家の方が作ったソフトのようで、
プリセットのリズムには「ウインナワルツ」や変拍子も。
自分で複雑なリズムを作って、指揮してもらうこともできるようです。

簡易版と多機能版

「Auftakt2」は多機能版だそうで、簡易版「Auftakt」というのもあるようです。

どちらもインストール不要。便利ですね。

製作者さんのサイトは↓
http://www1.vecceed.ne.jp/~bemu/va/metrodown.htm

使いやすくて便利なメトロノームフリーソフト「Pendulum」


アプリといえばスマートフォンにばかり目が行きがちな昨今ですが、
良く考えたらパソコンのフリーソフトでも便利なものたくさんあるんですよね。灯台下暗し。

メトロノームフリーソフトもちょっと検索したら出るわ出るわ…
その中から、歴史のある使いやすい決定版win用メトロノームフリーソフトを紹介します!


その名は「Pendulum」

いろいろなwin用フリーメトロノームをためして、これは使える小林ランキング1位は「Pendulum」です。

テンポ、音量、裏拍の操作が分かりやすくて簡単。
PCで練習から録音までやる人のために、再生デバイスの選択もすぐできたり、
ウィンドウを半透明にしたりすることも出来ます。

メトロノームって複雑なことが出来る必要はあまりなくて、
使うことに慣れたら単純なリズムしかでなくても自分の練習にあわせて応用がきくようになって行きます。

僕の場合は、とにかく使いやすさ。
使うことへのハードルの低さが重要なので、最低限の機能が使いやすくまとめられているのはうれしいですね。

練習管理に便利な2系統のストップウォッチ

いいアイデアがこのストップウォッチ。
2つついていて、メトロノームが再生している間、それぞれの時間が進みます。
リセットボタンで簡単にゼロにもどせます。

上には「One training time」
下には「Total training time」
とあります。

例えば、こんなメニューで30分練習しようと思ったとき。
・長弓練習5分
・音階練習5分
・練習曲10分
・残りの時間で適当に曲練習

「One training time」で一つずつの練習時間を管理して、
「Total training time」で累計30分を測る、という使い方ができます。

なんとなくダラダラ練習してしまう僕のような人間にピッタリ!
計画的な練習をサポートしてくれます。

ダウンロードはこちら

インストールは必要ですが、動作も軽いし、
練習場所はPCの前だって人にはオススメです。

動作には.NET Framework 2.0以降が必要だそうです。

窓の社 ダウンロードページ
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/pendulum/

オリエンタルラテンミュージックLIVE!


武生駅から歩いて5分!
手打ち蕎麦を食べれるBar・sobar’s隣のライブハウスsobar’s+で
ラテンミュージックライブします!

オリエンタルラテンミュージックLIVE

日時・3月31日 
開場18:30 / 開演19:00

Dr:マーティ・ブレィシー
Pi:ジミあわたべ
Ba:小澤宣明
Vo:高田直子
二胡:小林寛明

前売り 2500円 / 当日3000円
(1ドリンク付)
お問い合わせは sobar’sまで
電話:0778-22-9191
      
・武生sobar’s & sobar’s+ホームページ
 http://www4.ttn.ne.jp/~sobars/

二胡ラテン??

もんた&ブラザースやオメガトライブをはじめ、様々なメジャーアーテイストのリズムを支え続けるマーティーブレイシーさんに、
越前名物自由すぎる鍵盤弾きジミあわたべさん、
優しくぶっといベース&高校の先輩小澤さんに
福井ニューサウンズなどで歌いたくっている高田さん
がラテンミュージックを奏でます!

…に、なぜか二胡こばやしが。恐縮しきしり、オマケの多いコード進行に青ざめながら準備しております。
題目の「オリエンタル」ってのは僕の仕事のことを指すんだと思いますが、
いつもどおり二胡と中胡にVF1かましてヘニョヘニョ楽しいライブにする予定です!

年度末のお疲れ会&新生活への発破かけに最適な夜となることうけあいです!
是非お越しください!

youtubeで見つけた【吉他阮】


二胡ビックバンド!アレンジが洒落てまんな~

最初にソロ弾いてる楽器に注目してください。
キャプションには<吉他阮>とあります。


阮 という民族楽器

】は中国伝統楽器です。
ずいぶん歴史は古く、そのルーツは秦の時代までさかのぼるとか。

宋の時代になって、この楽器の演奏が巧い「阮咸さん」の名前から、この楽器のことを阮と呼ぶようになったらしいです。こりゃほんとの楽器の阮さん!(*^ー゚)ノ ぃょぅ ですね。

上の写真は僕が預かっている<中阮>です。
音域によって大きさの違う阮がありますが、中阮は良く使われるスタンダードな阮。
中国の音大で副科でとる人が多い楽器らしいですよw。


フレットマークはなし。


特徴的なのが、樹脂製のフレットがすんごい高い!
これが一般的な阮のスタイルです。

阮の一般的なチューニングは、実は一五一会とおなじドソドソチューニングなんです。

で、吉他阮

動画に登場する吉他阮。
中国伝統楽器の<阮>の形してますが、吉他=ギターとあるように6弦でギター式ネックになっているようです。

糸巻きが4本しかないように見えますが、糸巻きの間にもう一つ小さなペグが見えます!

へんな造り~w。
六線みたいにでかい糸巻き6本つけりゃいいのに…と思ってしまいますが、
こういうへんなこだわりにニヤリとする自分がいます。

阮の音色でギター曲が弾けるわけですね。

指使い見てると、チューニングはギターとは違うかなって感じですが、どうなんでしょうね。

この吉他阮でだれかこれ弾いてくれませんか?↓

大きさ比較

半分自慢です。

左から、中阮、テナーバンジョー、ギター、奏生。

この列に一五一会やMatonTE-1が並ぶ日は近い!!よし働くぞ!w

試作してみた。105胡一号


とある依頼があり、100円均一の商品で胡琴を作ってみました。


名付けて 105胡!

100均だから「100胡」と名付けようと思ったら「105円では?」とツッコミがあったので、これは105胡とすることにしました。

「二胡」の場合、「ニ」は弦の数を表しています。
四胡や三胡など、弦が4本、3本の胡琴は実際にあります。

105胡は別に弦が105本有るわけではないですが、まあご勘弁ください(・з・)キニスルナ!

材料は100均の
・フライパン
・木
・テグス

穴あけやらなにやら下ごしらえが必要です。

上の動画で弾いてる曲がコレなのは、「キラキラ星」や「かえるの歌」が弾きにくかったからw
1オクターブもまともに出ない…もうすこし改良したいですねえ。

安モノでも自分で作ってみると、職人の苦労が垣間見えます。
職人さん、ありがとう!(´▽’)

材料費を極限に抑えたこの105胡。どーですか、お客さん!!??ヽ(°▽、°)ノ

3月18日アオッサ演奏会です!



(写真提供:なすすけさん)

こばやし二胡教室では、二ヶ月に一度くらいのペースで
生徒さん達とアオッサでお気楽演奏会を行っています。

次回は3月18日(日)14時から、アオッサ1Fアトリウムです!
もちろん観覧無料です。


アオッサ演奏会

和気藹々と演奏できる機会をできるだけ多く、と考え行っているアオッサ演奏会。
どんな雰囲気になるかは、毎回やってみてのお楽しみです。

当日本番中は↓こちらで生動画を配信します。


Free desktop streaming application by Ustream

演奏予定曲

今回は以下の曲目の演奏を予定しています。

1、春の小川
2、久しき昔
3、蘇州夜曲
4、童神
5、見上げてご覧夜の星を
6、良宵
7、森吉徳瑪
8、ふるさと
9、大きな古時計3重奏
10、積水ハウスの歌
11、いつも何度でも
12、今日の日はさようなら
13、浜千鳥

…積水ハウス??これがまた二胡にあうんです(笑)

西山有紀 & こばとさんご 動画をアップしました!


3月11日、福井駅前のSoeur de Cabane [サードゥキャバン]で行われた

☆Shops&Arts Mix Juice vol.3☆
西山有紀 & こばとさんご

のパフォーマンス全編の記録映像をアップしました。

作品のテーマ

書家・西山有紀さんと“こばとさんご”のコラボ。

西山さんが最後に書いているのは
「行く川の流れは絶えずして…」という方丈記の有名な一文です。

深く関係しつつ変化し、次に向かっていく。

8+1の書と、音による表現を目指しました。

小林的には、4本のスピーカーを使ったサラウンドで
会場を音で包み、響の変化を展開の中に持ちこんでみましたが…
あれだけたくさんののお客様の中、どれほど効果があったかは僕の場所ではわからなかったですね^^;。

余談中の余談ですが、小林はニ泉胡と奏生の同時演奏を試みている部分があります。
がんばったなあオレ!

実施にあたり、
☆Shops&Arts Mix Juice☆主催 Sing J Roy様
会場 Soeur de Cabane様
照明 石川様
プロジェクター 中山様
アルミホイル まあるい様
そのほかたくさんの方にお世話になりました。
ありがとうございました。

終えて

2012年3月11日に行われたこのパフォーマンス。
終演後、14時46分にはその場にいた皆さんで東日本大震災の被災者に黙祷をささげさせてもらいました。

1年。次の1年。1年。1年。1年。1年…

かえるのぴょんたー すごーいなー 
 さんだんとびで 2メートルー
  あしたはもっとー とぶんだとー 
  くわっ くわっ くわっくわっくわっ
    さけんでるー

なぜかこの歌を思い出しながら。
今日とは違う明日は必ずくることを胸に刻んで、締めさせていただきます。
 

Soeur de Cabane [サードゥキャバン]・BLOG
http://www.bienmore.jp/soeurdecabane/blog/

書家・西山有紀さんブログ「ゆーたんとアンテナ」
http://antenna.main.jp/wordpress/

今後のMix Juiceのスケジュールや会場の情報はこちらをチェックしてください!
↓↓

☆Shops&Arts Mix Juice☆ブログ
http://shopsandartsmixjuice.blogspot.com/


Rolandと二胡


最近のシンセには二胡の音が入ってるんですね~
ずいぶんピーク感のある音色。みんなの思っている二胡ってこんな音なんですね。


ローランドで二胡といえば…

ローランドが作った二胡用ピックアップシステム「EH-10」というシステムがあります。

ただの二胡用マイクではなくて、竿に操作ボタンがついて、
演奏しながら音響効果の捜査もできるというスグレモノです!
上のデモンストレーション動画でも、途中でエフェクトかけてますね。

・リンク「中国の民族楽器 二胡を “エレクトリック二胡”に! 専用プリアンプを中国の二胡メーカーに提供」

北京オリンピックの開会式でも使われたことでも話題になりました。

・リンク「北京オリンピック閉会式でローランドの二胡専用プリアンプ「EH-10」が活躍!」

日本発売されていないEH-10。ほしくてローランドに電話したりしたっけなあ…

ROLAND XP-80 と XP-50 をフュージョン!



ひゅぅぅぅぅうううううう~~~ じょんっ!!!!

懐かしのドラゴンボールで、二人の戦士が一人になる、想像力が生んだ反則技w。
今回はRolamd XP-80 と XP-50 をフュージョンしてみました!なんのこっちゃ!


ローランドXPシリーズ


XP-80/XP-50は日本が世界に誇る電子楽器メーカー・Rolandが1995年に発売したミュージックワークステーションです。

学生の頃に発売されたXP-50が衝撃的すぎて、中古で購入。
テクノとかハウスとかやってたころの中心機材で、かなり使い込みました。

二胡を演奏するようになって余り使わなくなりましたが、なんでもできる便利なシンセは心強い機材でした。

今年頭にそのXP-50が故障。電源がはいらなくなりました。
そんな折、知人から上位機種のXP-80を譲ってもらえることになりました。

でもこのXP-80も、
・ピッチベンドの値が飛ぶ
・ジョグダイヤルの値が飛ぶ
・鍵盤が幾つかくっついている
・液晶表示が薄い

という故障もち。
メーカーに問い合わせたら、
「生産終了からかなりたつので、液晶は修理不可。それ以外まるまる修理で2万円くらいかなあ」
って返事でした。
液晶が消えたらどうしようもないし、どうしようかな…と思っていたところ、
電源不良以外は壊れていないXP-50から部品を移植することを思いつきました。夜中に…(´д`)

バラバラに~


一晩中友達とゲームやってるニコ生をBGMに、深夜の作業開始です。


このXP-80、あけてみたら音色メモリーのエクスパンションボードが3枚も刺さってる!ラッキー!
僕も1枚もっていたので、メモリーMAXに!オイラのテンションもマックス!わかるひとにしかわからん話で恐縮ですw。

初期のXP-80は鍵盤に不良品あり

樹脂製のスカスカタッチの鍵盤なんですが、XP-80は演奏性を高めるため裏に重りをつけてありました。初期ロットのものはこの重りをつける接着剤が不良品で溶けてきて、となりの鍵盤とくっついたりすることがあったようです。僕のもそれでした。

この部分はXP-50から移植ってわけにはいかず。


僕はたいして鍵盤弾かないので、鍵盤の間に流れ込んできているボンドをムリヤリ取って良しとしました(・∀・)。

重りをつけてあるボンドがピンク色なら初期ロットみたい。
メーカーも、この部分については無償修理してくれますよ。
それ以後は黒いボンドに変更されてるそうです。

移植


問題のピッチベンドスティックとジョグダイヤルをXP-50から移植。
同じ部品でよかった。

ついでに、

内部メモリー用のボタン電池も交換。

液晶

メーカーからも修理不能といわれた、表示の薄い液晶画面。
これは80と50では全然ちがう部品なので移植もできません。

バラしてわかる故障ならと思ってバラバラに。
わからん。で、もとにもどしたら…

表示がヘンに…や、やばい…さらに故障さしてどうすんねん!
何度も組み直して、元通りにはなりました。表示の明るさはなおらず…

フュージョンXP-80完成!


4時間ほど作業して、部品移植修理完了しました。
液晶のくだりがなければ、半分の時間でできたろうに…

折角の高性能マシンですから、液晶がうつらなくなるまでガンガン使いたいと思います。

ところで、部品取りしてもはやハリボテ状態のXP-50、どなたかいりませんか…(;´д`)ゞ

アマゾンでXP-80検索したら↓こんなのが。
なんだこれ?

二胡の魅力を超自分視点で紹介します!