「二胡情報」カテゴリーアーカイブ

金川楽器ケース製二胡ソフトケース レビュー


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安いソフトケースを買いました!
所感を書いてみます。



ケースの値段

ふと、AMAZONを見かけていたら見つけたこのケース。

値段の割りにきちんとしたもののように見えたので買ってみました。

最近は二胡ケースも1万円以上の値段も当たり前になっていますね。
二胡自体の値段があがったことや、以前よりも高級な二胡が輸入されるようになって、ケースも高品質化による高額化が進んでいるように思います。

僕が二胡をはじめた15年ほど前は二胡のケースは数千円でありました。
ただ、強烈な匂いがあって、購入後しばらくベランダに干して、やっと使える、とか、
まあ使えるんだけど、これたぶん間違えて組み立ててあるような…?みたいなものが多かったです。
汚れ、ほつれは当たり前。

それを思えば、最近の高級ケースは作りはきちんとしていて立派。
でもちょっとが高いんですよね^^;
貧乏人には気楽に手を出せないです。
 
 ◎二胡ソフトケース NKB-02 レビュー
 ◎二胡セミハードケース ESHC-1 レビュー
 ◎二胡ハードケース NKC-06 レビュー

最近の安価なケースはほんとに安物、という感じになっている中、期待をこめて購入しました。

金川楽器ケース

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アマゾンでは<ノーブランド>として売られていたこのソフトケース。
タグがついていて、そこには「金川楽器箱包(金川楽器ケース?)」とかかれています。
民族楽器用のケースも作っているメーカーのようです。

安価なソフトケースに期待すること

安いソフトケースに期待することは、楽器保護性よりも軽さや利便性。
…でもできる限り楽器は守ってほしい、というところでしょうか^^;

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生地はしっかりしたものです。縫製もきちんとされているように見えます。
きれいです!

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クッションの厚みはたいしてありません。が、恐怖を感じるほどではないです。

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セミハードケースに入らないこともあるガタイのいい太目の二胡や中胡、板胡も入りました。

中胡はちょっときつそうではあります。
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↑中胡が入ってます。弓の頭はちょっと飛び出てしまいますね。安いソフトケースではよくあることではあります。

【防水】が謳われている商品で、確かにしっかりした生地と、ごついチャックで、それを感じさせてくれます。
でも、あまり防水性には過剰に期待しないようにしましょう。

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小物入れポーチも大きくて使いやすそうです。

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持ち手はしなやかな皮製でもちやすいです。いい感じ!

床と接する部分にはゴム足もついてます。
自立はしません。

総合的に、とてもいいのではないでしょうか!
僕は二胡の入ったケースも扱い易さを重視しているので、こういった軽量でガシガシ持ち運べるケース、探してました。

楽器保護力は高級なケースと比べられませんが、カジュアルに使うサブケースとしても便利です!

GOLDEN LION 二胡弦をつかってみた!


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比較的最近になって登場した高級二胡弦、GOLDEN LIONを使ってみた!



OTTO MUSICA

このGOLDEN LION二胡弦はオットー・ムジカ社の製品のようです。

●OTTO MUSICA ホームページ
http://www.ottomusica.com/

バイオリンの製品を手がけている大手メーカーで、先にレビューしているトマスティーク二胡弦もこちらの製品です。

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紙パックの中に、それぞれシールされた内外弦が入っています。
弦には内弦/外弦の記載はないので、張るときには間違えないように!

弾いてみて

勝手に大推測!!

同じブランドから先に発売されていた「THOMASTIK二胡弦」は繊細なキャラクターをもっています。細身で透明感のある音色とライトな演奏性。

その逆を狙ったのがGOLDEN LIONではないかな?

…みたいな印象を受けました。

ぎゅっと締まった、力強い音と弾き応え。
GOLDEN LION二胡弦はバリバリガンガン弾けるキャラクターを持ってるように感じます。

でも、その意味ではレッドドラゴン二胡弦ほど突き抜けてなく、ちょっと中途半端かな…

もちろん基本性能には問題ありません。

パワフル系ではあるので、厚い蛇皮を使った二胡をしっかり鳴らしたいときにはいいかも。

もちろん好みの問題ですので、エネルギッシュな演奏をしたい人は、このGOLDEN LIONレッドドラゴンをお試しあれ!

丸三ハシモト株式会社製の絹弦を試してみた!


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先日演奏で伺った滋賀県木之本町大音。この地域は昔から絹糸の生産で知られています。

大音特殊生糸協同組合さんの絹糸の工場見学をさせてもらったのが上の写真。熱気の中1本1本をまゆからつむいでいく大変な作業でした。

ここで紡がれた生糸を加工する丸三ハシモト株式会社さんは、三味線や琴、琵琶などの楽器用絹弦のほか、からくり人形や義太夫で使う絹糸を生産する、今では貴重な工場となっています。

お話を伺うと、中国民族楽器の古琴の絹糸も作っていて海外に出荷している、またなんと二胡&中胡用絹弦も作っているとか!!

現在胡琴用絹弦は日本では流通していないそうなのですが、特別に一組いただきましたのでレビューしてみたいと思います!


胡琴用絹弦

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二胡もかつては絹弦を使っていました。近代になり、やはり西洋化していく流れの中で絹糸から鉄弦へと移り変わって、楽器として洗練されていきます。

その結果としての現在の二胡は、当然鉄弦を使うことを前提に作られています。そんな現代二胡に弦だけ古式の絹糸を使うことにメリットがあるのか…少し疑問でした。

実際、中国製の二胡用絹弦をずいぶん昔に使ってみたことがあります。
音色は確かに、古い録音で聴く事ができるような、荒く深い、「ああ~ん!これぞみんぞくのおんがくっ!(笑)」と唸るような音色になりました。

が、どうしても鉄弦にくらべ音量が小さい、音程が安定しない、音色の扱いが難しい、ハイポジションの難易度が高い…など、演奏性のデメリットが大きくてお蔵入りさせていていた過去があります。いろいろ調整しても楽器が”鳴りにくい”。これが僕の絹弦のイメージでした。

さて、この日本製絹弦はどうでしょう…

手製

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丸三ハシモト株式会社製二胡&中胡用絹弦。この商品は海外向けとのことで、メイドインジャパンであることがわかりやすいパッケージです。

弦が黄色い!これは演奏時の視認性を高める工夫で、ウコンで染めるそうです。三味線の弦も黄色いですよね。

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弦自体、たくさんのまゆからの糸をあわせた、大変な工程を経たものです。
また、紙をよって弦を止めているあたり、手作り感があっていい感じ。このあたりも三味線の弦と同じです。

弾いてみた


鉄弦を張ってあった二胡&中胡の演奏を撮影し、その後それぞれ絹弦に張り替えたものの演奏を撮影しました。
ビデオカメラのマイクの音声ですが、自動音量調整機能をオフにしていますので、鉄と絹の音量差は実際のものに近いと思います。
(服装が違うのはお風呂に入ったからでーす)

いかがでしょう?

「ん?あんまり違いがわからないぞ??」と思いませんか?

そうです!そこに驚きました。

一言で言えば、”現代的な絹弦”。

演奏性が鉄弦に比べてほとんど変わりません。
運弓への反応もいいし、高い音も違和感なく弾けてしっかり輝きます。音程もはっきり聞き取りやすいし、鉄弦のときと同じ感覚で十分演奏できます。
音量感もしっかりあります。

これは「鉄弦に近いから良いのだ」という話ではありません。
どんな音色をもっていたとしても、弾いていて楽しくないとね。

絹糸ならではの生命感のある深い音色を聴く事ができます。
ですがそれは、古い録音にあるようなものよりも、パリッとシャキッとした音といいますか…今風の音といえると思います。このあたりは好みの問題ですね。

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この絹弦自体、鉄弦よりも多少太めなのですが、弦が黄色い、というのは確かに演奏中はパッと目に映るので見やすいです。

丸三ハシモト株式会社さんが長年培ってきた技術が込められているのを感じます。

そりゃ鉄にくらべれば音量も音色のパンチも落ちますし、調弦も狂いやすいです。張りっぱなしで長期間使える鉄弦とは違う使い方を理解して使わないといけないと思いますが、それも弦の個性といえる範囲。
鉄弦のフォークギターとナイロン弦のクラシックギターがそれぞれの個性を認められ共存しているように、この絹弦の胡琴はアリだと感じました。

選択肢に入れたい

弦の選択は楽器のキャラクターを変えます。
今は二胡用の鉄弦にたくさんの商品があり、それぞれに特徴がありますが、この絹弦も選択肢に入れたいです。

また、二胡の生徒さんで、「私は別に人前で弾きたいなんて思ってないし、難しい曲も興味ない。ただ二胡の癒しの音色に浸りたくて二胡をやってるのよ」という人は多いのではないでしょうか。そういう方には、この絹の落ち着いていてぬくもりのある音色はオススメかもしれません。

…とはいえ、現在日本では流通していないこの絹弦。
どうしてもほしい!と言う方は、丸三ハシモト株式会社さんに直接問い合わせてみてください。

丸三ハシモト株式会社 ホームページ
http://www.marusan-hashimoto.com/

弦の巻き方 その3 ねじれないように弦を張る


Twitterを見ていると、中国国内向けのyoutubeのような動画サイト「youku.com」で、僕の好きな二胡奏者・陳軍さんが弦の張り方を紹介しているというので見てみました。それが下の動画。

youku.comの動画は日本ではとても見にくいです。うまく再生されます?

ここで紹介されていた「ねじれないように張る方法」がとても面白いものだったので、効果があるのか自分でも試してみました。


弦のねじれ

ここで言う弦の”ねじれ”、というのは、下の図のような方向のねじれです。
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このねじれは見て確認することはできません。
弦を楽器に張るときに、弦をこういった方向にねじったまま張ってしまうと、そのねじれば固定されたままになります。

ねじれた状態は弦にとってストレスとなり、響きが濁ってしまう、という話です。

他の弦楽器でも

目で確認できないので話題になりにくいのですが、ギターの弦でも、ねじれについての気をつかっている人の話を聞きます。
弦の取り付け方法や保管方法にいろいろな工夫をされているそうです。

弦は普通、ぐるぐる巻きにして四角いパッケージに入って販売されていますが、ねじれを排除するため、工場からいちども曲げずに、まっすぐの状態で販売されている弦もあるほどです。

弦のねじれは、音色や発声の曇り、ビビリ、ウルフトーンにつながるとされています。

ねじれないように弦を張る

最初に紹介した陳軍さんの動画では、ちょっと手間はかかるけど、ねじれを最低限にして二胡に張る方法が紹介されていました。
僕は中国語がわからないのですが、見よう見まねで、その手順を動画で紹介したいと思います。

手順1)新品弦の両端をすこし曲げる。

手順2)弦の輪を二胡下部のピンにかける。

手順3)弦の先を糸巻きに通し、仮に糸巻きに巻きつける。
 *最初に曲げた部分が糸巻きの穴に引っかかるようにします。
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手順4)糸巻きから弦が外れないように弦を緩めて、二胡下部のピンから弦をはずす。

手順5)糸巻きから輪に向かって、指で弦を何度かしごき、ねじれをとる。

手順6)最後にしごいて、輪が向いている方向でピンに弦をかける。

手順7)糸巻きを巻き上げ、弦を張る。

手順8)弦が外れないように注意しながら、糸巻き側を綺麗に巻きなおす。

手順2~7について、別アングルからの映像もあります。こっちの方が見やすいかも?

少し手間がかかりますね。千斤も邪魔になるのではずして行いますし、”ねじれ”について考えるなら、途中で弦がはずれてしまって巻きなおすなんてことになったら意味がなくなってしまいます。初心者には難しい方法かもしれませんね。

比較してみた

このブログでも、過去に僕がやっている二胡弦の巻き方を紹介しています。

 ◎二胡・弦の巻き方 その1
 ◎二胡・弦の巻き方 その2

これらは弦のねじれについて特に考えているわけではありません。
ですが、これまで特に不満もありませんでした。
さっと手早く張れて便利です。

「ねじれなんて、別に気にしなくてもいいのでは…??」
という自分の疑問に答えるため、今回同じ弦を二つ用意して、「ねじれないように張る方法」と「特に気にしないで張る方法」の両方を試してみることにしました。
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弦のストレスを感じる…

僕としては想像以上の違いを感じました。

「ねじれないように張る方法」で張った二胡に比べて、「特に気にしないで張る方法」の二胡は振動が濁っているような感覚があります。
「特に気にしないで張る方法」だって、別にねじれるように巻いているわけではないのに、ねじれてしまっているんでしょうか。弦がストレスを背負っているなあ、ということが比べてみると感じられました。

「ねじれないように張る方法」の弦からは、パーッとすっきりとした振動を感じます。
楽器が良く鳴りますし、音色に輝きがあるように思います。

動画ではわかりにくいと思いますが、それぞれの巻き方で演奏してみました。

「ねじれないように張る方法」の二胡の方が鳴っている感じしませんか?
体に伝わってくる振動に違いをしっかり感じました。

弦の個体差を疑い、「特に気にしないで張る方法」で張った弦を一度はずして、同じ弦で「ねじれないように張る方法」で張りなおしてみました。すると、弦の振動がスッキリして、良く鳴るようになりました。

この弦の張り方はいいかもしれません。

積み重ね

「特に気にしないで張る方法」の音が使えないわけではないのですが、想像以上の違いがあり、驚きました。
手順についてはちょっと僕として疑問もあるので、これまた自分流にアレンジして利用していきたいと思います。

作業は簡単ではないので、ゆっくり怪我のないように行ってくださいね。

二胡の最低音より低い音を出す方法


先日アップした、ビートルズ「Hey Jude」。

この中で、僕もはじめて使ったテクニックがあります。
知っててもしょうがないかもしれないけど、まあそういうこともできるなあ、というネタを紹介します。


内弦開放弦より低い音

二胡で出すことのできる一番低い音は内弦の開放弦ですよね。
D調ならば「1」の音になります。

動画の「Hey Jude」はD調で弾いています。
メロディの最初の部分を数字譜にするとこんな感じになります。

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楽譜にあるメロディの最後に、「1」よりひとつ低い「.7」の音があります(赤字の音)。

本来ならば、この音はD調では出すことはできません。

そこで…

むりやり

動画で説明してみました。

そう、竿を弦がたわむ方向に無理やり曲げて、弦の張力をわずかにゆるめ、開放弦の音程を少し下げる、という方法です。

これで、D調ならば「1」より半音低い「.7」の音を出しています。

…とはいうものの、竿を曲げる方法では、「.7」の音になるまで音程を下げることは難しいと思います。
下がっている雰囲気をだせるもの、程度に思っておくくらいがいいかもです^^;。

このテクニックは、習っていた先生に教えてもらったものですが、先生自身が
「…まあ、こんな方法、つかうことはないだろうけどねー」
とおっしゃっておられました(笑)。

そして10数年の僕の二胡人生の中でも、これを使っている演奏はまだみたことがないです。
(竿をまげて音程を下げるテクを使っている曲なり動画なりあれば教えてください!)

今回「Hey Jude」で初チャレンジしてみましたです。
0:29、1:00、2:20でやってます。

他の楽器では


↑この動画の冒頭20秒まででやってます。
ギターなどでは時折みられるテクニックです。

二胡では、開放弦に対してしかできないし、普通の演奏状態から急にはできないのでなかなか使いにくいテクです。

また、竿にとっても負担でしょうから、ほどほどにしておきましょう。
竿が折れてしまっても僕は責任もちませんので…^^;

弓に印をつけて運弓練習を視覚化しよう


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これは、僕の生徒さんの二胡。良く見ると、弓の竹に印がついてます。
運弓具合を視覚的に分かりやすくするために、テープを竹に貼っているんです。


弓に印 貼り方

短く切ったテープを竹に貼ります。(くれぐれも毛に貼らないようにw)

4拍子で考えることが多いので、毛の全長をだいたい4等分するように貼ってもらっています。
(弓の全長ではないところに注意です)

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利用法

長弓練習。ながーい音をキレイに一定の速度&音色で弓を運ぶ基礎の中の基礎練習です。

発声練習みたいなもので、その目的には
・演奏の下地となる安定した音を出す
・気持ちを落ち着ける
などと同時に

・その時々に必要な速度で弓を運べるようになる

ということもあると思います。

長弓練習では、ただながーく弾く、というだけでなく、
「ひと弓をテンポ60で4拍」などとリズムを決めて、その決め事を守って練習することが大切です。

その際に、四等分した目印があると、
「一拍でだいたいこのくらいまで進める」ということが視覚的に分かります。

拍ごとに印を一つづつ通過して、次の音の頭のタイミングで丁度弓の端がくるように運べるように練習します。

この印は絶対的なものではなく、だいたいの通過タイミングをはかるものとしてみてもらっていますが、安定した運弓を身につけることに寄与します。

放り投げるように弓を弾くような人は、これを見て自分にブレーキをかけながらじっくり長弓練習してもうのもいいかも。

最初の1拍で、印3つ目くらいまで弓を運んでしまう人、多いですm9(・∀・)ビシッ!!

スラーで一弓で2つや4つの音を弾く時にも、
一音あたりどれだけ弓を消費できるかがわかるのでお勧めの練習法です!

松脂の塗り方例


松脂の塗り方。塗れればなんでもいいのですがw
毛全体に均一についている ことが大切です。

バイオリンなどのように弓の一面だけを使うのではなく、二胡は弓の毛の両面を使って2本の弦を弾き分けるので、それは特に大切な条件だと思います。



 

塗り方の一例

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●↑のように二胡を床に置き、
●左手で弓を持ち毛を張り、
●右手で塗っていく。
(右利きの場合)

左手は、演奏時右手で持っているところを持ち、塗りやすいように毛を張って広げます。
出来るだけ弓の毛に手でさわらないほうがいいようです。
人の油が毛につくと、松脂がつきにくくなるそうです。

松脂を塗る強さですが、消しゴムで字を消すようなイメージの力量で、サッサッと。
力を入れて塗ると、毛につく松脂の粒子が大きくなり、軽ーい力で塗ると粒子も小さくなる。
同じ松脂でも、塗る力の具合で演奏感が変わってくるって話もあります。

ワンポイントとしては、弓の先を地面につけて安定させてぬること。
塗るたびに楽器がユサユサ動くような塗り方はちょっと不安定でこわいですね。

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毛の先のほうは、↑こんな感じで。
ここでも、弓の先が地面についていることで安定すると思います。

まあとにかく何でもいいので(笑)、全体にまんべんなく
出来るだけ短時間で塗れる、自分に合った方法を見つけ出してください。

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僕はこんな塗り方もします。↓
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二胡を反対向きに両足で挟んで、毛の部分を一方に出し切ってコシコシと。

楽器がしっかり安定するので、僕的に楽ですね。

松脂を塗るのも大切な技術。
松脂の塗り方に正解なんてないので、メンドウくさくない塗り方を身に付けて、必要な時に必要なだけ塗れるようになりましょう~
  

時にはしっかり

時々、弓をはずして毛の中の方まで松脂をゆきわたらせるようにしています。

弓のはずし方は、↓↓で紹介している動画をご参考ください。
 ◎弓の調整
動画の最後の部分で弓のはずし方を紹介しています~

「最近ぜんぜんうまく弾けない…スランプだ…」というのが、実は松脂不足なだけだったりすること、あります(笑)。

p.s.
松脂が全くついていないド新品の弓を手に入れて、
初めて松脂を塗る場合は、かなり隅々まで丹念に丹念に塗ってくださいね。

ニ胡・ポジション移動2 ポジション移動の注意点


ポジション移動とは、より高い音を押さえるために、
手首と竿の接点(ポジション)を移動する、でした。
ここはなんども再確認!

◎ニ胡・ポジション移動1 ポジションとは?
 
「ポジション移動」はあくまで「ポジションの移動」です!それだけなんです!
正しい位置へのポジション移動」と「正しい左手の形」が同時に実施できてはじめて目的である「高い音を正確に押さえる」ことができます!

その他の注意点をあげてみます。


手の形が変わらないまま移動する

正しい位置へのポジション移動」と「正しい手の形」が同時に実施できてはじめて目的である「高い音を正確に押さえる」ことができる。

「正しい手の形」は第一ポジションでの練習で培ったフォームです。
どこのポジションに行くときも、これを崩すことなく持つことが必須です。

せっかく目的のポジションに移動できても、フォームが崩れていては目的の音程が出るかどうかはギャンブルです。

ポジション移動の動きの基本的かつ最大の注意点の一つは移動しても竿に対しての手の形が変わらないように動くこと
こんな感じ。

僕はレッスンでは、「肩から手までの形はそのまま、肩が抜けていくような感じ」と表現しています。
肩から先、腕全体が重力に引かれて下に落ちるようなイメージです。

腕が下に下がっていっても、竿に対しての手のフォームはかわらないですね。

弦を押さえる指は、腕の動きにつられていくだけ。
「自分で動かす」というよりも、「あれー??重力に引かれて落ちていっちゃうよ~~」
みたいな【自分じゃない力にひっぱられている】ような感覚が必要です。演奏行為ってパントマイムみたいですね。

悪い例

悪い例!

指が先行しています。欲しい音を指で探しているんですね。

どうしても音程が気になって気になって気になって気になって気になって…
意識が指先に集中しているんでしょう。
手の形が崩れています。

次も悪い例。

移動の際に左手の平が寝てしまっています。

これも「下の方へ自分の力で行くんだ!」という想いが強すぎるのでしょうか。
手の形が崩れています。

フォーム大切に!

正確にポジション移動できても、正しい左手の形が保てなければ正しい音程は望めません。
まずは、ポジション移動を始めるまでに、しっかり正しい左手の形が身についている必要があります。

ポジション移動を始めた頃は、目的の高い音を弾きたいために、欲しい音がでるところを指で必死に探すような弾き方をしてしまっていませんか?

「高いポジションの音を弾く」という技術はいろいろなテクニックの組み合わせでできています。
それらの動作をいっしょくたにしてしまって、なんとなく、音を探して弾いてしまう。でもぜんぜん音がとれない。

上の悪い例も、こういった思考から目的の音程への単純な執着が産まれ、指が率先して音を探しています。
(過去に音楽経験があって、音程をある程度聞き取れると思っている人にこそ多い症状です)
欲しい音だけを探すあまり、使う指の間違いに気づかないことも多いです。

良いポジション移動を身につける考えの流れは、誤解を恐れずに言うと、

正しい左手の形で竿を持っている

正しいポジション位置に正しく移動する

キープされている正しい左手の形で、普段どおり弦を押さえる

目的の音程が出る(゚ε゚)アラヤダ!!

という順になるかと思います。
やろうとしている動作が、どういった基礎技術の組み合わせで成り立っているかを分解して考える。

長年ポジション移動で苦労している人は、ひとつひとつの動作がちゃんと機能しているか確認してみるといいと思います。

形が崩れ、間違ったポジション位置のまま、指が音を探ってそのときは正しい音が出たとしても、土台となる条件(正しいポジション&正しい形)が崩れているので、次の音につながらない、安定しない…。

音を指で探さないこと。
指自身の動きは誤差修正程度にしか使わない。そのくらいの認識が必要です。

ニ胡・ポジション移動1 ポジションとは?


幅広い音域の演奏を可能にするテクニック、ポジション移動
これは本当に難しいテクニックで、じっくり取り組みたい部分です。
実際の演奏の前に、その仕組みを理解しておきましょう。


ポジション = 竿と手の接点

ポジション移動でいう「ポジション」とは手首と竿の接点のこと。

ポジション移動とは、「高い音を出すこと」ではありません。そのための大切な準備のひとつです。 

(小林的に)正しい竿の持ち方はこちらの記事で紹介しています。
 ◎二胡の持ち方・左手2 手首

これに基づいて竿を持つと、手はこんな感じになります。
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このとき、ニ胡は親指と人差し指の間の股にもたれかかった状態です。

↓このマークした部分。
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竿を持っている手にとって「ポジション」とは、この点。

竿と手の接点のことです。

ポジション移動は音のことではない

最初に習う持ち位置。第一ポジションと呼ばれます。
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竿と手の接点は上の写真の位置ですよね。

これが…

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このように下に下りてきました。

このポジションの位置で弦を押さえれば、第一ポジションよりも高い音程を出すことができますね。

幅広い音域をこなすために、竿をもっている位置を変えていくことがポジション移動。

ポジション位置はとても大切で、この位置を基準に全て指の押さえる場所を考えています。ポジションの場所がわずかにでもずれれば、押さえる指の場所は全部が狂ってしまう。

繰り返しますが「ポジション移動」とは、”高い音を出すこと”ではないんです。

正しい音程をとるには、まずは第一ポジションでしっかり左手の形を身につけて、
それからポジション移動を取り入れるという順番を踏む必要があります。

ポジション移動を伴う曲を演奏していて、音程がどんどんグニャグニャになっていく場合、
なんとなく指をずらして音程を取り繕ってしまってはだめです。

その音のズレが「左手の形の崩れ」からくるのか
「ポジション移動の失敗」からくるのか、はたまたその両方か。

しっかり見極めて練習する必要があります。
…つづく!

二胡・弓の調整


二胡は弓で弦を擦って音を出します。

その弓の張り具合はよく変化するので、張りの調整は必要なときにささっとできるよにしておきましょう。


毛の張り具合

基本的な仕組みはバイオリンの弓と同じ二胡弓。
毛の張り具合は本当によく変わります。
また、自分が好む張り具合というのも人それぞれ微妙なものなので、いろいろな張りの強さを試してみるといいと思います。

毛がねじれてしまったら

動画の最後に弓の取り外し方を説明しています。
再取付けのときに、毛がねじれないように注意したいところです。

もし、弓の毛がねじれているのかどうかわからなくなったら、
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取り外した弓を釣り竿のようにプラ~ンとして、自然に手元に帰ってくる向きがねじれていない向きだと考えられます。

消耗したら”毛替え”?

二胡の弓は、バイオリンの弓のように“毛替え”はしないことが多いです。

なぜなら、弓が安いから。
バイオリンのいい弓は目が飛び出るほど高いものもありますが、
二胡は高級品でも1~2万円くらいと、まあお手ごろ。

バイオリン弓は木を使っているのに対して、二胡弓は竹でできているから安価なようです。

1~2年くらい使ったら弓ごと交換、というのが通説のようです。

二胡弓は竹を使っているので、同じ製品でも1本1本それなりに違いがあります。
太さとか、しなり具合とか。
できることなら信頼できるお店で、同じ製品でも何本か試し弾きして、「…あ、これ、いいかも」と思える1本を決めたいところですね。

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