ポジション移動をするようになって、竿を持つ手の平からの汗が気になる方は多いのではないでしょうか。
「ポジション移動をしようとしても汗で滑らない!くそーー!」
緊張からの汗でしょう。僕も手の平の汗でかなり悩みましたが、そのうち体の方が理解してくれて、緊張しても手の平からあまり汗をかかなくなりました。
そんなふうになるまで待てない!そんな貴方に、ちょっとだけお勧めの方法を教えてもらいました!
すでにいろいろ試されてますよね
竿を持つ手の汗対策は、いろいろ試されている方も多いのではないでしょうか。
・三味線の指掛
・ゆびなし手袋
などなど。
これらは汗は吸いますが、素材の厚みなどにより「遊び」ができてしまいます。
非常に繊細な動きを要求される二胡のポジション移動については、この「遊び」は結構命取り。
二胡との一体感を阻害してしまうため、あまりお勧めできない方法です。
スカイプレッスンで教えてもらいました
今回紹介する方法は、スカイプを使って遠方でレッスンされている方がやっていた方法。
これを使います!
大きくすると
はい、運転用手袋です!
滑り止めのついていない、できるだけ薄いものを選びます。
今は冬なので販売されていませんでしたが、夏時期用の、レースなどでできた薄い運転用手袋がよさそうです。
これを大胆カット!
こんな手袋を、
こんな感じにカットします。
親指、人差し指の通る輪を切らないように注意です。
こうなります。↓
ほとんどいらないのが悲しいところです^^;
はめてみます。
試作ということで雑な切り口はご容赦ください。
使ってみるよ
薄いし、伸縮性がありそれなりに手に密着するので、演奏感も悪くはありません。
手の平を全て覆う手袋を使うと手が蒸れてよけい汗をかくこともあります。
実際、竿と手の接っする面積はとても少ないので、最小限カバーできるようなサポーターです。
まあ、激しく練習すると、そんなに長持ちせず、素材が伸びてしまいます。
今回購入した100円均一の運転用手袋は左右の区別がないものなので、一組で2つのサポーターを作れます。
こういうのを大量購入して、たくさん準備しておくといいかも。
手術につかうようなピッタリした手袋もいいのかも。
ゴム製では滑らないのかもしれませんが…。
でもね
そもそも、ポジション移動が滑らない問題は、経験を重ねることで乗り越えて行くものだと思います。
今回紹介したサポーターも、できれば無いほうが良い、ということには代わりありません。
とはいえ、楽しく音楽できなくなってはもとの木阿弥なので、できるだけはやくサポーターを卒業できるように練習がんばる!ということで…