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二胡で音程を押さえる左手の小指の動きは、

手の平が運んできて、連れていく

という感覚が大切だ、ということでした。

でも、小指を使った後、手の平がもとの形にちゃんと戻れない…とお悩みの方は多いかと思います。
そんなときは、おおげさに動かす練習を毎日の基礎練に足してみましょう。


手の平大袈裟練習方法


*iphoneをもって撮影したので、演奏しておりません…

メロディとしてはD調外弦開放弦「5」 → 外弦小指「2.」をひたすら繰り返すのですが、
手の平の動きに注目!

外弦開放弦を弾く時ごとに、手の平を大袈裟なほど竿に対して直角にします。

小指の音程のことなどあまり気にせず、手の平が大きく動いている様子を確認しながら繰り返しやってみてください。 

また、小指を出す時、ほとんど小指の関節が動いていないところにもご注目。
この練習は、ほぼパーのままやります。

そうそう、肘も動いてないですね。小指を使うという動作は、ほとんど手首だけでやります。

この練習でやっている手の平の動きは大袈裟です。実際の曲演奏の時にはここまで大袈裟にやってはいけないですが、この練習をやることで、
・手の平がちゃんと戻ること、
・小指の関節はあまり動かさないこと
を体に教えることが目的です。

運弓

| 二胡情報, 基礎 | | 6件のコメント

姿勢良く座り、弓のもち方を心得たところで、運弓について基本的なところを。


弓は胴にのせっぱなし!

前提として、弓は二胡の胴の上に乗せたまま運びます。
蛇皮の淵にはってある、樹脂などでできた「デンペン」の上を滑らせます。

持ち上げて胴から弓が離れたとたん、いい音しなくなります。( `∀´)

ついつい弓を持ち上げちゃうことが多いのであります。

跳弓などの特殊奏法以外では、常に弓は胴の上に乗った状態です。

運弓の基礎

弓の基本的な動きは2方向です。

引弓
    弓の手元から弓先へ = ダウンボウ

押弓
    弓先から手元へ = アップボウ

    *アップボウ、ダウンボウとはバイオリンなどでの言い方です。

どちらにしても、
まっすぐ一直線”に運びます。

目安としては、「地面と平行に運弓する」。
*「地面と平行に運弓」は、基礎練習の時だけ意識します。
 曲を練習するときは自由に!

よくない例

この“まっすぐ一直線”てのが、実は難しい。
引弓の時には、弓を先まで使おうと思って、弓を後ろや上方向に運んでしまったり、

押弓の時には、弓の根元の部分で楽器と弓の角度が変わって、棹に毛が当たり音が出なくなったりしてしまいます。

(画像が荒いので文字が読めないとおもいます…
 おなかと右手首が離れると…
 楽器と弓の角度が変わって…
 棹が毛に当たって弦からはなれてしまう! と書いてありますw)

基本は真っ直ぐ!

まっすぐ一直線に運弓ができる
ということは、

弓と二胡本体との角度が一定である
ということでもあります。

*もちろん、どんな状態でも一定でなくてはならない、ということではなく、
 あくまで運弓の基礎の理想状態としてのこと。
 楽曲の演奏の際は、気にしないで自由に運弓しましょう。

たとえば、押弓で弓の手元の部分で弾くときは、
右手首をおなかにくっつけるように収めていかないと、
楽器との一定の角度をキープすることができません。

注意)弓を持っている右手首の形が崩れないように!
   親指と竹は、ほぼ直角に交わっていますか?

自分の手元だけをみていると、なんだかまっすぐ運弓できているように見えてしまうものです。

鏡で自分の姿を確認したり、
まっすぐな運弓をしたときのゴール位置の目印を用意して、
押弓も引弓もその目印に向かって弓を運ぶ練習をするといいと思います。



(写真提供:なすすけさん)

慣れないうちは、演奏していくとどんどんフォームが崩れていきます(;´Д`)

演奏していく上で崩れがちな、弓の持ち方のポイントを挙げてみます。


弓と持ち手の平の関係

下の写真をご覧ください。

弓は「持つ」というよりも、人指し指の付根部分の上に「乗っている」という感覚が大切だと思います。

また、弓と持ち手の平との関係は写真のように直角であること。
この状態から、指がそれぞれの持ち場に収まっていきます。

二胡は胴の上に弓を滑らせて演奏しますが、
「気がついたら弓を胴から持ち上げてしまう」なんて方は
“持つ”よりも”乗せている”感覚をイメージされてはどうでしょう?

二胡の弓は、胴と持ち手人差し指の上に乗っているだけなんです。

では、弓と手のひらとの直角関係に注意して持ってみます。
正面から見ると…

上から見ると…

上から見ても、そんなに手のひらは見えません。

「弓と手の平の直角関係」が崩れていると…

このように、弓をもった状態で手のひらが上を向いてしまいます。
繊細なコントロールが難しくなります。

持つ“角度”に注意!

バイオリンなども含めた弓奏楽器は何でもそうですが、
「右手首は柔らかく使う」ことが大切なポイントだとよく言われると思います。
ですが、柔らかく使いすぎて、弓のもち方が崩れてしまっている例もよく見かけます。
こんなのや…

こういうの。

弾きはじめは綺麗な持ち方ができていても、一曲終わる頃には上の写真のようになっていたり…しませんか?

手首を柔らかく使うことは確かにとても重要ですが、実際の手首の動きは、見た目にはあまり大袈裟には動きません。
小さくコンパクトな動きで十分なんです。

目安としては、弓と持ち手親指が、常にほぼ直角関係であることに注意すれば大丈夫と思います。

まとめ!

yuminomotikata
弓は押したり引いたり跳ねたり、実に強弱さまざまに動きますが、
どんな状態になっても

・弓は持ち手の上に「乗っている」。持ち上げない
・弓と持ち手の平は直角
・弓の竹と親指が常にほぼ直角

この点を守れるようにしておくと、いいんじゃないかなあ~と思います(^ο^)ゝ


yuminomotikata
バイオリンなど弓で弾く楽器では、
その感情表現の9割が弓の動きにかかっていると言われています。

弓を無理なくおおらかに扱えるために、
キレイな持ち方を身につけましょう。


二胡・弓を持つ形

yuminomotikata

人差し指の付け根の上に弓を置き、その上に親指がかぶせます。
親指の腹を「竹」の上に。
中指、薬指は指先で毛束を押せるように置きます。

「竹」を親指で支え、中指薬指で「毛」を押して、弓を十分に広げられるように持ちます。

小指、人差し指は特にすることがありません。
人差し指は竹にそっと添えておきます。

弓を持つ場所

好きなところでいいんですが(笑)
よく分からない最初のうちの目安としては、

●上記の持ち方の形で、薬指が「毛束を覆うゴム」と「毛」の境目にくるように

または、

●上記の持ち方の形で、親指が↓図のところにくるように
oyayubinobasyo
弓の竹は持ち手のあたりで2箇所曲げられています。
その内側の方の曲がり角です。

これは目安です。
どちらかが満たされていれば、とりあえずOKとして練習をはじめましょう。
ゴムの長さや、竹の曲がっている箇所など、弓によりけりですから。

ただ、力を抜いて運弓していくと、弓の端の方に手首が滑っていくこともあると思います。
そんなときは自分の持ち場所にちゃんともどして、再び練習です。

持つ場所による影響は?

弓の持つ場所は、
中側の方にいくほど扱い易くなる
傾向があるので、あまり端っこを持たないように注意します。
中指・薬指が毛の上に乗っても問題ありません。

もちろん、持つ位置が中側なるほど弓の長さを生かせなくなるので、ほどほどに。

力を抜いて練習していくわけですが、力が抜けているからこそ、
持ち位置が端の方へずれていくことは多いです。

持ち位置がずれない程度の力、正しい持ち方が崩れない程度の力は
必要な力。そういう“必要な力”のことを技術と呼ぶのかもしれませんねえ。

少し慣れたら、いろいろな場所を持ってみて、自分的にイイポイントを見つけましょう。


演奏の基本中の基本、姿勢です。
キレイな姿勢は演奏上重要な要素ですが、
機能的な姿勢での演奏はカッコよく見えます!


二胡の演奏姿勢

siseimae

椅子にはあまり深く腰掛けず、
足は楽に開いて、
背筋まっすぐ。

キレイな姿勢のつくりかたで聞いたことある方法ですが、
天井から、頭のてっぺんがヒモでつられているようなイメージで。

左右両肩がナナメになってないか。
左肩が上がっちゃう人、多いですw。

横から見ると…
siseiyoko

二胡を置く場所

nikowookubasyo

左足の付け根にぴったりおきます。

二胡の胴の側面がお腹に沿うような感じです。

二胡の置き方・悪い例

二胡は軽いので、足の上でよく動きます。

nikoonaka

二胡が膝の方に滑っていって、お腹から離れてしまっています。他にも…

nikokaiten

内弦を弾く力で、二胡が回ってしまっています。

こんな状態になったら、すぐにもとの場所に納めなおします。

足のポイント

楽に開いている足ですが、
つま先はそろえない方が姿勢が楽になる場合は、そうしてもいいと思います。

soroenai
こうか

soroenai
こう。

どっちでもいいです。
背筋まっすぐは理想ですが、あまり硬くなりすぎないことも重要です。


二胡の持ち方!音程を決める左手!!

左手は特にフォームが定まりにくく、正しいフォームで演奏することは最初はちょっとしんどいかもしれません。

でも、音程を安定させるため、綺麗なビブラートのため、正しいポジション移動のため、その他もろもろのためには左手の綺麗なフォームを身に付けることは必須です。


すわってみよう

深く腰掛けないで楽に座って、
二胡は左足の付け根にしっかりあわせてください。

まずは、左手の肩、肘の形から。
手首のことは後から考えるので、今はとりあえずなんとなく竿を握っておきます。

前から
Pictures20

横から
Pictures21

左右どちらかの肩が上がらないように。
脇は軽く開いています。
はい。

肩、肘については、これだけです。
肩、肘だけなら、難しいことないですね。

キープが大変

大切なことは、どんな演奏をしていても肩、肘はほぼこのままだということ。
特に、肘の角度が大きく変わることはほぼない、と思っていいと思います。

「左手指の押さえ方がおかしい!」
「音が間違ってる!」

と思ったときに、肘を上げ下げして調整しようとしてしまうことがありますが、ほとんどが手首の仕事なので、肩、肘が余計なうごきをしないように注意です。

頻繁にリラックスしなおして、正しく持ち直して練習しましょう。

酔っ払いと同じで、「よけない力なんてもうそんなに入ってないと思うけどなあー」
という人に限ってガチガチですw


dahtiaho
運弓の雑音の原因について考える第2回!

今回は右手首と弓の関係について。


手首の仕組み

手首の動きには向きによって名前がついています。

背屈(はいくつ)→
fadsafdafsdna

掌屈(しょうくつ)←
r3311r1r13263xfga4ags

向きかえてー

橈屈(とうくつ)↑
ewfegrfbhtgygjnokw20u

尺屈(しゃっくつ)↓
12rgrh8okjup

この4方向への動きを組み合わせて、斜め方向や回転を行っています。

手首はこの4方向へは真っ直ぐ直線的に動かせますが、
手首が斜めになる方向については2つの動きの組み合わせになるので、
本当に”まっすぐ”動かすことはちょっと難しくなります。

運弓に対して手首をどう使いたいか

弓は、進行方向に対して真っ直ぐ直線的に動かしたい。

弓と手の平が直角になっていることで、

横方向への弓の動きに対して背屈掌屈の動きのみでそれに対応できます。

ところが、手の平が弓に対して寝てしまうと、橈屈、尺屈の動きと組み合わせる必要がでてくるので、
手首をひねるように使う必要がでてきます。

そうなると、どうしても本当に直線的に横へ動かすことが難しくなり、
弓の進行方向以外への力が、わずかでもかかっていってしまう。

動画で解説


ちょっと動きがおおげさですが…(;´Д`)
これも、雑音の原因の一つだと考えています。

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奏法やメンテナンスなどの情報記事はこちらにまとめてあります。

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