12/10クリスマス・マルシェ in ハーモニーホールふくい2016で二胡弾きます


sdgsdgewehaw

すっかりブログの更新も途絶えております…が、いろいろとやっております。
ただいま、二胡練習の友となる本を執筆中!来年になるとは思いますが、そのうちお知らせできるでしょうから続報をまってください!

福井が誇る音楽堂ハーモニーホールのイベントで演奏します!




いろんな”手作り”と出会えるよ

ハーモニーホールのホワイエを使って、手作り雑貨やほっこり食を楽しめる恒例のイベント。
音楽堂ならではそうそうたるメンツによる音楽も楽しめます。

僕一人、クリスマス曲をやらない方向で考えております。いや、やるかもしれません。
入場無料ですのでどなたでもお気軽に。

2016年12月11日(日)
10:00~16:00
場所/ハーモニーホールふくい エントランス、大ホール・ホワイエ
料金/入場無料

僕の演奏時間は未定ですが、18時~21時のどこかです。

ハーモニーホールHP
https://www.hhf.jp/events/archives/339

「12/10クリスマス・マルシェ in ハーモニーホールふくい2016で二胡弾きます」への8件のフィードバック

  1. この前は千斤のことをブログに書いてくださりありがとうございました。
    大変勉強になりました。
     ところで、二胡の家での練習方法なのですが、伴奏を聞きながらするのと
    二胡だけで練習するのとで、小林先生はどちらを推奨されますか。
    お忙しいところお手数をおかけしますが、先生のお考えをお聞かせくださいませ。
    よろしくお願いします。

  2. もり様

    コメントありがとうございます。

    僕は練習を二つのモードを切り替えて行っています。

    「基礎モード」
    いわゆる基礎練習。自分の演奏の無駄を省いていく作業。自分の演奏の”できない”を一つ一つつぶしていく作業。

    「曲モード」
    基礎的なことは考えずに、今の自分の手になじんでいる技術を使って表現する練習。

    何の曲を弾いているかは問題ではないです。練習曲で「曲モード」練習もするし、世界の名曲で「基礎モード」をすることもあります。

    カラオケを使うことのメリットとしては、
    <「基礎モード」的メリット>
    ・音程、リズムがわかりやすい

    <「曲モード」的メリット>
    ・伴奏が雰囲気を盛り上げてくれるのでイメージを作りやすい

    こんなところが思いつきます。

    デメリットとしては、なんとなく上手に弾けた気になってしまうこと、よくあります(笑)

    今は何の練習をするのかを考え、その目的に合致するならカラオケを使います。合致しないなら使わない。
    という風に僕は考えてカラオケを利用しています。

    なんにせよ、「今は**の練習をしている」という明確な目的意識をもって、そのために一番効果的な練習法を考えてみてはいかがでしょうか。

  3. お忙しい中、ご回答をありがとうございます。
    よく理解できました。

    その上でもう一度お尋ねします。
    今、私の一番の課題、心の奥から欲しているのは、「正確な音程をとる」です。
    これの練習法は、カラオケを使うべきでしょうか。

    ≪カラオケを使うことのメリットとしては、
    <「基礎モード」的メリット>
    ・音程、リズムがわかりやすい≫

    ずっとカラオケを使わないで練習してきましたが、
    音のずれが気持ち悪くて、このままカラオケなしで練習していてもいのだろうかと不安になっています。
    カラオケを使わなくても、何度も何度も弾いているうちに、音は正しくなっていくのか・・・と。
    数字譜に、ABCを記入して、時々チューニングの機械をのぞきながら練習しています。

    「カラオケなしでも正しい音程で弾けるように」という意識でこのまま
    カラオケなしでの音程をとる練習でいいと思われますか。

  4. 難しいので乱暴に簡素化して説明してみます(笑)。

    音程が正確だと”わかる”というのは、どういうときでしょう?

    ただひとつの音だけを聴いて、その音程が何で、どのくらいあってるのか、間違っているのかがわかるなんてのは超超超高度技術です。

    一つの音を弾いて、チューナーを見て、「ああ、もうちょっと高かったのか」、それで音程を修正して、チューナーの正しいところを探して、正解となった音をよく聞く。
    これは練習としてとても大切なのでやるべきですが、僕らがまず到達したい段階としての「音程が”わかる”」は、

    「響きでわかる」です。

    バイオリンのレッスンでは、調弦にチューナーを使うのは1本の弦だけで、残り3本の弦は正確に合わせた1本と同時に弾いて、その響きで調弦する、ということをやるそうです。(もちろん合わせた後の答え合わせとしてチューナーで確認はすることはあるでしょう。)
    バイオリンでは響きを聴くことを調弦からも日常的に練習しています。

     ***********

    カラオケと一緒に演奏した場合、伴奏に含まれる様々な音程との響きを聴くことができるので、二胡1音だけで弾いているよりも音程が”わかりやすい”といえます。

    ですが、聴音の技術が未熟な段階では、響きを聞き取って判断するのに時間がかかります。
    カラオケと自分の音が響きあっているか。判断を下せる前に次の音に行ってしまっているのでは、音程の練習になりません。
    なので、音程の練習にカラオケを使うなら、自分の判断速度でしっかりその確認ができるような曲、アレンジのカラオケを選んだほうが効果が高いです。

    音程の練習としては、
     ****
    メトロノームの発音機能などを使って「ミ」の音をピーと出しておく。
    それに対して、自分の二胡で同じ「ミ」を弾く。
    よーく聴く。あってるのかなあ…低いような気がするなあ…このくらいかなあ…よし!ここだと思う!ファイナルアンサー!で、チューナーで答え合わせ。
    ああっ!まだ低かった!
    チューナーを見ながら音程を修正して、ああ、これが正解の響きかー。
     ****

    というようなクイズのような練習はどうでしょう?
    上記の場合、正解の音で正しい響きを耳に聞かせることが重要ですが、自分が正解だと思った響きから「まだちょっと低い」という響きを知る経験も得られます。
    この繰り返しで、「正解」「ちょっとずれてる」「すごくずれてる」などの多くのケースを耳に聴かせます。その経験から、実際の演奏時に「あっ!これはちょっと低い響きだ!」と感じて、修正できるようになります。

    前の回答にも書きましたが、「カラオケで練習すれば、**が上達する」のではなく「**を上達させるために、カラオケを利用する」という風に発想を変えないと、練習に裏切られている感覚にとらわれてしまうかもしれません。

    「音階練習」「音程練習曲」と書いてある曲をただ弾けば、音階が上達する、音程が上達するわけではありません。

    目的をはっきりさせ、弾く曲をどのように注意して利用するのかを考えることで、練習効率は上がるかと思います。

    乱暴なまとめ方ですいません^^;

  5. 大変丁寧なご回答をありがとうございました。
    多大なお手数やお時間をおかけしました。恐縮です。
    ありがとうございます。
      

     
     
    絶対音感は持ってないながらも、自分の音感にはある程度自信があったのにそれが粉々に崩れていっています。粉々ですほんとにもう。
    このままでは自分の音感が壊れてしまうのではないか、音感が狂うのではと不安にもなっています。
     

     
     二胡を始めて1年と7か月になりますが、二胡だけで弾いていると、音程の気持ち悪さは感じるものの解放弦になったときにしか音のずれに気付けません。恥ずかしながら。
    解放弦がしょっちゅう出てくる曲なら微調整しながら弾けますが、
    解放弦があまり出てこない曲のときは、コードだけでも聴いて微調整しながらの練習に重点を置いた方がいいのか、
    何も聴かずに、自分の二胡とチューナーだけの練習に重点を置けばいいのか、どっちが効果的なのか、ここを迷っていました。

     
    ≪チューナーを見ながら音程を修正して、ああ、これが正解の響きかー。
     ****

    というようなクイズのような練習はどうでしょう?≫
      
     
    二胡単独でも正確な音程で弾けるようになるには、カラオケ(基準になる音を聞きながら)を使って練習するより
    チューナーで修正しながら弾く練習をする方が効果的なのですね?
     
    この練習を積み重ねることで、修正しないといけない音が減ってくると。

  6. 音感があるのなら、その感覚と手の感覚とを一致させていくような練習、ということになるのでしょうか。

    二胡はなにせ音痴な楽器ですから、音程の恐怖からなかなか離れられませんが、僕は「まあまあの段階まできたな」と思えるまでに10年以上かかりました。どうぞ気長に考えてください(笑)

    僕のスカイプレッスンを受けられる方の多くはご自身の音程に不満がある方で、それを何とかしたいといわれることがほとんど、といってもいいほどです。

    それで、実際に演奏を聴いてみるわけですが、確かに音程がばっちり!とは言えないものの、実は音程以外の技術の方が極端に低い、というケース、多いです。
    音程(あえて左手の技術とまとめてみます)70点とすると、運弓(右手の技術)が5点程度と言わざるを得ない、なんてことも。

    音程というのは、チューナーなどで数値化することもできるので、「間違っていることがわかりやすい」要素です。どこまで行っても「音程“は”間違っている」ということをはっきり認識できます。それで、自分に足りない技術は音程力である、と思い込みすぎてしまう。

    技術にもバランスが必要です。
    70点の技術を80点にするためには、ほかの技術も同等なレベル帯になければ、1点あげるのにとても苦労しますし、その向上を実感することは難しいです。

    5点の技術を20点にするのは、それほど大変ではないと思います。

    これは独学されている方に陥りやすい穴なので、ご参考ください。

    **********

    身も蓋もないことを言いますが…
    講師が紹介する練習法というのは、根本的には、講師本人にとってのメソッドにすぎません。
    その方法が自分に合うかどうかは、一旦信じて試して、検証する必要があります。

    講師は正しいことは言えません。正解は各人それぞれが自分で発見するしかないからです。

    共通する正解として
    「練習の目的を具体的にはっきりさせる。」
    「そのための方法を論理的に考え、シンプルな練習を用意する。」
    「実践して効果を検証する。必要があれば目的さえ修正する。」→繰り返し

    となります。

    冷たいようですが、僕の提案させてもらった練習法をやってみようと思うなら、段取りをよく理解してから繰り返し行い、効果の検証をして、自分に合うかどうかを考えてみてください。

    僕はそのやり方で効果がありました。あくまで、僕にとっては、です。
    いろいろ試して、自分の練習法を見つけてください!

  7. 小林先生のおっしゃること、一つ一つよくわかりました。
    小林先生がおっしゃる
    ≪正しい音程の感覚と手の感覚とを一致させていくような練習≫

    これは、チューナーを時々見ながら、何度も弾くこと、それを積み重ねていくこと。そう信じてめげずにつづけることなのですね、まずは。
     
    しばらくしたら、小林先生がおっしゃるように、他の練習法も検証してみようと思いました。
    もう一つの方法、その曲のコードを録音して、それを聴きながら弾くことです。
     
    石の上にも3年・・・ではなくて二胡の場合は10年ですか。
    まだ1年チョイなので気長にやらなきゃですね。
    絶望しかけていました。迷子になりそうでした。
    でも、小林先生が10年っておっしゃったので、少し気が楽になりました。 
    音程は未熟さを自覚しやすいけど、運弓の未熟さはわかりにくいという小林先生のお言葉、
    はい、とっても身に覚えがあります。
    チューニングの時、内弦のDが、押し弓と引き弓で違うところです。
    外弦はほぼ一致するのに対して、内弦は一致しません。
    引き弓で合わせると、押し弓のとき低くなってしまうんです。

    これは運弓の未熟さからくるものなのですよね。
    まだ3点です、100点満点中。
     
    この度は、お忙しい中、大変お手数をおかけし、先生の大切なお時間をも
    奪ってしまいました。
    それなのに丁寧にお教えくださり、本当にありがとうございました。
     

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