糸巻きの“アレ”ついてる?


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木軸糸巻き二胡ユーザーのみなさん、さあ、ご自分の二胡の糸巻きの先の部分をご覧ください…

ちゃんと“白いの”ついてますか???w

糸巻きの先についているコレは、牛骨やプラスチックでできている飾りです。
接着面積が小さいので、ちょっとひっかけると取れてしまうこともあります。
しらない間にとれてしまって、部品がなくなってしまう…というのが怖いところ。

写真の二胡もケースから取り出すときにこの部分が取れてしまいました。
ケースの底に白い部品が見つかって、助かりました~^^;

修理しましたので簡単に説明します。

*金属糸巻きにはこの装飾はついていません。
木軸のものでも最初からついていないデザインのものもあります。


再接着

この部分は接着してあるので、再び接着するわけです。
が、単に買ってきたボンドでつけるだけでは十分な強度が得られません。

再接着のセオリーとして、

 前についていた接着剤をできるだけ除去し、平面を作ってから新しい接着剤をつける

ことになります。

簡単に、手順

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まず、木軸側の接着面を180番くらいの紙ヤスリで削り、ついていた接着剤を取ります。
この面は平らなので、削ることで斜めにならないように注意です。
僕は紙ヤスリを机に敷いて、上から直角に面を当てて優しく様子をみながらスリスリします。
(もうすこし紙ヤスリ大きくてもいいですね^^;けちっております)

接着材がとれて、綺麗な平面になるように。

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とれた白い部品も同じように机にしいた紙ヤスリの上でスリスリ。
接着剤を取り去り、平らな面を作ります。

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削りカスをきれいにとったら、接着。

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はみ出た接着剤などを成型して完成です。

安易な作業厳禁!

あっさりした手順紹介ですいません。
丁寧な作業をこころがけてください。
一つ一つの行程の意味をよく理解しながら丁寧に。

ギターやバイオリンと違って、この程度の修理でしたら決して難しくありません。
自分の二胡と仲良くなるためにも自分での作業をお勧めしたいですが、自信がなければプロに修理依頼しましょう。
綺麗な仕上がりと再発防止のためにも。

また、部品の紛失、接着面が欠けたりする前に、できるだけ速やかに修理したいところです。

この部品、とれてなくなってしまうと、ショックです。
なくなった部品を作りなおしても、他の部分と色味がそろわなかったりいろいろ残念なことになりますよ~~

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