毎日のメトロノームの使い方でリズム感を鍛えよう


来る日も来る日も基礎練習…
人の声よりメトロノームの音を聴いている時間の方が長い、なんて残念な生活を過ごしている皆さん!

日々の練習でメトロノームが大の友達、というのはとてもいいことですが、すこし工夫をこらして、さらにリズム感を鍛えるアイデアを紹介します。


テンポは決まってるもの??

レッスンしていていつも思うことですが、

「この練習曲をテンポ65で練習してきました。」
「この曲はテンポ80ですよね?」

と、演奏するテンポを決めて、メトロノームを使って練習するときにもその数値にピッタリあわせて練習される方が多いなと感じます。

それはもちろん悪いことではないのですが、テンポ80と言われた曲はテンポ80でしか練習しない傾向があるように思います。

折角メトロノームを使うのであれば、こんなやり方はどうでしょう?

毎回テンポを1ずつ変えてみよう

同じ曲やフレーズを何度も練習するようなとき、

1回ごとに、メトロノームのテンポを1つだけ変えて練習してみます。

今、テンポ80で弾いたのなら、次はテンポ81、もしくは79にあわせて弾きます。
テンポひとつの速さの差というのはけっこう微妙です。ですが、確実に違います。

テンポを1つ速くしなたら、「あ、確かにさっきよりわずかだけど速い!」と感じられるかどうか。

「…全然違いがわからない(涙)」
であれば、テンポ値を2、もしくは3と変えて、「速くなった!」と自分が感じられる差をさがします。
それが、もっと細かい刻みでもテンポの速さの変化が感じられるようになることも、大切なトレーニングです。

こんなことを意識しながら練習すると、メトロノームを使うのが少し楽しくなるかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください