弓の毛の色


松脂をいつ、どれだけ塗るのか。
馴れてしまえば演奏している感覚で「あ~へってるなあ」とかわかるようになるのですが、最初はいつ、どのくらい塗ったらいいものか検討もつかないはず。
松脂は、
・足りない → 音が出にくくなる → 気づかないと普段より力を入れて弾いてしまう → 毛を傷める → 切れる
・塗りすぎ → 雑音の原因となるが、そのまま使っていれば適量にもどる → 松脂がとんで楽器や服はよごれるけどね…
となるので、わからないうちは松脂が足らなくて毛を傷めるよりは、塗りすぎくらいがいいのでは、てのが小林案です。
先日、二胡を数本入荷して、同じ弓の松脂塗ってない新品が何本か手元にあったので、
松脂を塗った毛と、塗らない毛の色を写真にとってみました。
その写真が…コレダー.。oO(1,2,3!)

…どっちの毛に松脂ついてるかわかりますか?
?わかりにくい?
iphone4で撮った写真ですので、どうぞご容赦を…w
フラッシュたいてみましょう。

どうでしょう?
左が松脂塗った毛、右はなにもついていない毛です。
松脂の白さ、
何もついていない毛の茶色さ、ナイロンっぽさ(?)を覚えておくと、
見た目での松脂量判断に役立つかも。
とはいっても、現ブツを目の前でみてもわかりにくいものですので、
鑑定には経験が必要でしょうな(´ー`)y─┛~~ 
まあ、見た目での判断は参考程度に。
やはり弾いた右手の感触での判断が第一ですね。
新品の弓が手にはいったら、毛の色、じっくり観察してみてください。
松脂のついていない弓で、「まったく音がでない感触」を確かめておくこともいいですね。
<オマケ>
以前、バイオリンを頂いていてほったらかしになっていたので、これを機会に修理することに。
はじめて弓も買いました。2000円!
二胡弓とならべてみると…

上が1万円くらいの高級二胡弓、
下が2000円の入門用バイオリン弓です。
バイオリンの弓って短いんですね。
いちいち張ったり緩めたり、めんどくさそう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください