筋肉を自在に使うこと



(↑写真提供:なすすけさん ありがとうございます!)

楽器の演奏は、手の筋肉を繊細に活用して行われます。
みなさんは今回紹介する手の動き、できますか…?


薬指だけ

まず、きゅーっと全部の指を写真のようにしてください。↓

全部の指先が、それぞれの指の付け根にくっつくくらい。

で、

その状態から、薬指だけ真っ直ぐ立てます

他の指は動いちゃだめです。

普通小指なんかがつられちゃったりしますよね。
でっきるっかな♪

甲野善紀氏

これは僕が昔借りて読んだ本の中で紹介されていた動作です。
甲野善紀さんという有名な古武術研究家さんの本だったと思います。

そこに上記の動きが載ってて、こんな感じの内容が書かれていました。

指の筋肉や関節などは、実際は全く独立して動かすことができるように作られている。現代の生活の中ではそういった必要がないから脳が筋肉に対してそういった指令をだすことができなくなった。鍛錬によって脳にそういった動きを学ばせれば、一つ一つの筋肉、関節を再び自在に動かすことができるようになる。

脳みそもほとんどが眠ったまま使われていない、なんて話も聞きますが、トレーニングによってできるようになることって、思っているよりも多いのかもしれません。

まずしっかり最初の状態をつくることが難しいこともあるかもしれません。
行いたい動作をイメージしてイメージしてイメージして、「動け!動け!」と筋肉に指令をだしていきます。

僕も、この動作は練習した左手でしかできません。

体にあわせて調節することが出来る二胡の演奏に
「手が小さいから」「指が短いから」
できないってことはほとんどありません。

ですが、普段の生活の中では行わないような動きを筋肉にとても繊細に要求します。
イメージどおりに体を使う練習は楽器がなくてもできる練習ですよ。

さあ!修行じゃ~~(#゚Д゚)ニャー!!!

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