賽馬などで見られる、弓を跳ねさせてリズミカルな演奏をする技、抛弓。
あまり出番はないけど…抛弓にチャレンジ!
小林式抛弓のやり方
僕の抛弓のやり方を動画にしてみました。
超ざっくりした説明ですし、演奏家ごとにやり方が違うと思うので、あくまでご参考まで。
ポイントは?
・弓の「竹」と「毛」が上下の関係になるように手首を上げます。
手首関節を、弓を持っている右手親指が上を向くくらいあげます。
・右手で毛をしっかり張ります。
毛の弾力を利用して演奏します。
・右手首を回転させて、弓を上下させます。
まず、弓の上下だけの運動からやってみましょう。右手首だけの仕事です。
右腕全体で上下させない、というのが小林的理想。なかなか難しいですが…
下ろした時、二胡の胴に弓の毛が当たるわけですが、毛の弾力で弓が「ボヨヨ~ン」となるのを感じてください。
・横の動きを加えて音を出す。
抛弓で弓の引く方向は多くの場合、弓が上がるときが「引き」、おろすときが「押し」です。
(もちろん曲によります)
横方向の動きは腕全体で。
歯切れのよい音になるように!
弓の中心からすこし先の方がやりやすいのではと思います。
トリッキーな技なので見た目を派手に魅せるのもアリですが、技の基礎としては、できるだけ弓が“暴れ”ないようなシンプルなやり方を探ってください!
参考にした動画
僕が抛弓のやり方の参考にしたのはこの動画です。↓
んにゃ~名演ですね~
抛弓は1分4秒くらいからやってはります。抛弓の始めのほう、ほとんど右腕が動いてないです。
このシンプルな動きが基本だと思います。
後半は音量をあげていくため、横の動きの幅をとっているんですね。
この動きに馴れてきたら…
この練習曲をやってみましょう!
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自分もいつかこんな弾き方が・・・。
痛てて・・・。右手がつります(><)
右手にすごく力が入るので、休み休み練習してくださいね。
ま、使えるようになったとて、そうそう出番はありませんが…