二胡と飛行機に乗るには(国内線)


二胡をもって遠出するために飛行機に乗るとき。
現在の基準では、ケースに入った二胡はサイズオーバーとなり、
ANA、JAL共に機内持ち込みはできません。
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*サイズとしては二胡がちょうど境目のサイズで、
トランペットやクラリネットなどは大丈夫だとおもいますが、
二胡より大きな楽器は機内持ち込み不可です。(2011.1現在)。
以前は、頭上の荷物入れにいれたり(二胡は軽いので荷物の上に乗せれば大丈でした)
並んで空いている席があったら、スチュワーデスさんがそこへ席を移動してくれて、
座席に楽器をシートベルトで縛ってくれたりしました。
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手荷物基準の変更でほとんどの楽器が手荷物として持ち込めなくなりましたが、
ANA、JALともに楽器用に特製のクッションケースが用意されています。
以前、二胡をもって沖縄へ行ったときの写真です。
会社はANA。
荷物を預けるカウンターでおねがいすると、こんなケースを用意してくれます。

フタを開けるとこんな感じ

入っているのは二胡が2本入るソフトケース。
ちょうどいい大きさですね。
ケースの内側はけっこう厚いスポンジで覆われていて衝撃から荷物が守られるようになってます。
ベルトがついていて、楽器をケースを縛って固定。
那覇空港なのでスタッフもアロハシャツです。

フタをして、この状態で預けることになります。
結構安心感あります。
受け取る際には荷物のベルトコンベアーからこのケースのが流れてきます。
場所によっては、裏からスタッフさんがもってきてくれたときもありました。
僕は何度か国内線でこのサービスを利用しましたが、
楽器に不具合がでたことはありません。
ですが、最初に「故障が起きても旅行会社側に責任がない」ことに同意する書類にサインをしますので、
念のため、楽器に衝撃の伝わりにくいセミハードケースにいれて、
わずかに弦を緩め、駒を枠までずらして蛇皮に影響がないよにした状態で預けるとより安心ですね。
重量が軽くてコンパクトな二胡なら、それなりに安心して飛行機に乗れるるとおもいますよ。
ANA・楽器について
http://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/instruments.html
JAL・楽器とおでかけサービス
http://www.jal.co.jp/dom/service/instrument/
*飛行機に乗る時の楽器の取り扱いは自己責任でお願いします!


「二胡と飛行機に乗るには(国内線)」への5件のフィードバック

  1. この記事であるサイズとは、
    楽器をケースに入れた外形のサイズです。
    二胡も、1本だけうすいソフトケースにいれておけば
    ぎりぎり持ち込むことができるのかもしれません。
    詳しくは旅行会社のリンク先をご覧ください。

  2. >こまっちゃん様
    おおっこれは荒技ですねw
    二胡も分解はできますので、同じようなことも可能だとおもいます。
    二胡は馬頭琴より小さいし軽いので、
    細かいことを気にしない僕は素直に預けてしまいます。
    ニューオリンズ行かせてもらったときは、どの便も持ち込みできました。
    蛇皮の件で税関で止められ怖い思いをしましたが…
    ギターの人はいつも大変そうでもんね。

  3. チェロなんかだと完全に座席一人分を使用するケースがほとんどだと思います。
    旅行会社時代に何度かチェロ太郎(←社内用語)さまの航空券を発行したことがあります。

  4. チェロ太郎(笑)
    そうですね、持ち込めない大きな楽器も、
    もう一人分の座席料金を払えばOKなんですもんね。
    ハナから諦めがつく、パイプオルガン奏者とかになればよかったのかな…

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