運弓の雑音4・弓先の暴れ


ちょっとためしに。

mwawwa

二胡から弓をはずして、弓だけを演奏するときのようにもって、
内弦を弾く時のように毛を張ってみましょう。

すると弓先が矢印の方向にグイングイン動きます!!

二胡本体があるから弓は暴れないだけで、実際はこんなに大きく動いてしまうような力がかかっていたんです。


弓にかかる力関係に“てこ”の原理をあてはめる

親指で竹を支え、
中指薬指で毛を張り、
内弦を弾く。

このとき、弓には“てこ”のような力関係ができます。

こんな感じです。
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→wikipedeia「てこ」
ウィキぺディアでみると、「第三種てこ」の形に近いですね。

内弦を弾くために毛を張り、弓を開く動作をするだけで、弓先は大きく動こうとしてしまうのが普通なんです。

内外弦を移動するとき、弓の竹が大きく動いてしまい、なめらかな弓の運びができないのは、当然といえば当然なんですね^^;

ですが、二胡の運弓において、弓先はできるだけ暴れないようにしたい。
矛盾するようですが、そういうような弓の使い方をマスターしたいものです。

持ち方で対策

いろいろな対策があります。ここではそのうちの一つを。

右手の持ち方です。
てこの力関係のなかで、支点にあたる親指と、力点にあたる中指&薬指とを、できるだけ近くに置く。
そうすると、弓先が動こうとする力(作用点)は弱くなります。
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上がダメ例、下が良い例となります。

ダメ例がどうして親指と中指&薬指が離れているかというと、手の平が寝ているから。

 ◎運弓の雑音2・右手首の角度           
    
↑ここに書いてあるように、弓と右手の平の関係を直角にしてコンパクトに弓をもつようにすると、弓先が暴れようとする力を少しでも弱めることができますよ。

ポイントはいろいろありますが、実際に二胡から弓をはずしてみて、弓だけをもって内弦動作をしてみることを体験することが大切です。
どのくらいの力がどの方向にかかっているのかを感じてみてください。お試しあれ!

「運弓の雑音4・弓先の暴れ」への4件のフィードバック

  1. テンポの速い練習曲で外弦から内弦にかわるとき、音がブレていたのですがなるほどです\(◎o◎)/さっそく!!♪♪

  2. コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ
    換弦で音がブレる原因はいろいろで、これはその一つにすぎません。
    僕も悩んだことろでした。

  3. いつも参考にさせています。時々、音色が乾いた、乾燥した音になります
    松脂を塗るのですが解消しません。艶のある音色はコツとかがあるのですか?
    あればご指導お願いします。

  4. はなみづき様
    いらっしゃいませ!
    音色については主観的なものになりますので、現物をみないことには僕の想像での発言にすぎませんことご了承ください。
    “時々”音色が変わる、というのは、環境の影響ではないでしょうか?
    二胡は湿気や気温に影響を受けて、常に音色や演奏性が変化します。
    天気によって、二胡の変化の傾向はみられませんか?
    また、松脂は塗りすぎると雑音の原因になると言われています。
    どんな雑音か、というのは人それぞれですが、
    僕は「シャリシャリ」系の、周波数の高い成分がまざってくるようなイメージを持っています。
    この高い成分が増えることが、音色に乾いた印象をもたせているのかもしれません。

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