弓に印をつけて運弓練習を視覚化しよう


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これは、僕の生徒さんの二胡。良く見ると、弓の竹に印がついてます。
運弓具合を視覚的に分かりやすくするために、テープを竹に貼っているんです。


弓に印 貼り方

短く切ったテープを竹に貼ります。(くれぐれも毛に貼らないようにw)

4拍子で考えることが多いので、毛の全長をだいたい4等分するように貼ってもらっています。
(弓の全長ではないところに注意です)

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利用法

長弓練習。ながーい音をキレイに一定の速度&音色で弓を運ぶ基礎の中の基礎練習です。

発声練習みたいなもので、その目的には
・演奏の下地となる安定した音を出す
・気持ちを落ち着ける
などと同時に

・その時々に必要な速度で弓を運べるようになる

ということもあると思います。

長弓練習では、ただながーく弾く、というだけでなく、
「ひと弓をテンポ60で4拍」などとリズムを決めて、その決め事を守って練習することが大切です。

その際に、四等分した目印があると、
「一拍でだいたいこのくらいまで進める」ということが視覚的に分かります。

拍ごとに印を一つづつ通過して、次の音の頭のタイミングで丁度弓の端がくるように運べるように練習します。

この印は絶対的なものではなく、だいたいの通過タイミングをはかるものとしてみてもらっていますが、安定した運弓を身につけることに寄与します。

放り投げるように弓を弾くような人は、これを見て自分にブレーキをかけながらじっくり長弓練習してもうのもいいかも。

最初の1拍で、印3つ目くらいまで弓を運んでしまう人、多いですm9(・∀・)ビシッ!!

スラーで一弓で2つや4つの音を弾く時にも、
一音あたりどれだけ弓を消費できるかがわかるのでお勧めの練習法です!

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