右手・弓の持ち方追記


<二胡・右手の持ち方>
http://erhufukui.linkulblog.net/e117212.html
↑の記事への追記です。
弓の持ち方について、小林がイメージしていることを書きます。
下の写真をご覧ください。

弓は「持つ」というよりも、人指し指の付根部分の上に「乗っている」という感覚が大切だと思います。
また、弓と右手のひらとの関係は写真のように直角であること。
この状態から、指がそれぞれの持ち場に収まっていきます。
二胡は胴の上に弓を滑らせて演奏しますが、
「気がついたら弓を胴から持ち上げてしまう」なんて方は
“持つ”よりも”乗せている”感覚をイメージされてはどうでしょう?
では、弓と手のひらとの直角関係に注意して持ってみます。
正面から見ると…

上から見ると…

上から見ても、そんなに手のひらは見えません。
「弓と手の平の直角関係」が崩れていると、

このように、弓をもった状態で手のひらが上を向いてしまいます。
繊細なコントロールが難しくなります。
また、バイオリンなども含めた弓奏楽器は何でもそうですが、
「右手首は柔らかく使う」ことが大切なポイントだとよく言われると思います。
ですが、柔らかく使いすぎて、弓のもち方が崩れてしまっている例もよく見かけます。
こんなのや…

こういうの。

弾きはじめは綺麗な持ち方ができていても、一曲終わる頃には上の写真のようになっていたり…しませんか?
手首を柔らかく使うことは確かにとても重要ですが、実際の手首の動きは、見た目にはあまり大袈裟には動きません。
小さくコンパクトな動きで十分なんです。
目安としては、弓と右手親指が、常にほぼ直角関係であることに注意すれば大丈夫と思います。

弓は押したり引いたり跳ねたり、実に強弱さまざまに動きますが、
・弓は右手の上に「乗っている」
・弓と右手のひらは直角
・弓と親指が常にほぼ直角

この点に注意しておくと、いいんじゃないかなあ~と思います(^ο^)ゝ

「右手・弓の持ち方追記」への5件のフィードバック

  1. はじめまして。最近、こちらのブログを知りました。
    弓の持ち方につきまして。
    とても参考になりました。
    今まで3人の先生に教えていただいてるのですが、少しずつ弓の使い方が違うので混乱してました。
    一番最初に習った先生と2番目の先生の弾き方が、小林さんの弾き方と殆ど同じなので、この弾き方でよいのですね。
    今教えていただいている3番目の先生は「崩れている例」になってしまっていて…またその弾き方を教えてくださるので少し困ってます。(^_^;
    これからも記事を楽しみにしてます。

  2. コメントありがとうございます。
    先生によって教え方が違う問題、大変ですよねw
    二胡という文化は“民族楽器”としての色が強く、
    様々な弾き方を許容しています。
    それゆえ、今でも新しい演奏法や楽器が考えられ、土地に根ざした新しい音がうまれています。
    先生方は、そのやり方でバッチリ弾いているのですから、
    先生ひとりひとりが教えている方法に、正解や間違いがあるわけではないと思います。
    合う合わないは人それぞれだし、
    自分にピッタリあう先生なんてはなから居ないと思うと気が楽ですよ(笑)
    自分より上手だ、と思える演奏者からは、
    何がしか手がかりを得られるものです。
    教えてくれることをそのまま鵜呑みにしてしまうのではなく、
    「なるほど、そのとおり」と思ったことは実践し、
    「それはちょっと違うと思う」ことはニコニコしてスルーしw
    「ん?よくわからない」ことはしばらく試してみて、良ければ取り入れてみる。
    レッスンで先生が100点をくれるような演奏を見せる必要なんてないと思います。
    あくまで、“私自身”が弾きたい音を目指して、
    その先生からひとつでもヒントが得られれば、
    レッスンは成功だということになります。
    たとえ先生に怒られるような演奏をしていたとしても。
    僕は自分のレッスンの中で、
    自分みたいな演奏者にならないように
    というところに気をつけてレッスンしています(笑)
    弾く人の心がそのまま音になる。
    音楽の一番の魅力に、僕が異物をまぜるようなことはできないと思っています。
    なんかえらそうな文章になっちゃいましたが…
    ブログ、がんばって続けます。
    ですが、僕のも一例にすぎません。
    参考になるところは参考にしてもらって、
    あなたの求める音に近づく助けとなれば、幸いです。
    ありがとうございました!

  3. とても分かりやすいお話、有難うございました。
    なるほど、と思いました。
    教えていただいた事をやってみて、選択は自分がしていい、
    ということですね。
    どうしたらいいのかなと少し悩んでましたが、本当にお陰様で
    すっきりしました。
    先生達から教えていただいた事や、こちらのサイトも参考にして、更に練習していきます。
    どうも有難うございました(^^)

  4. こばやしさん、初めまして
    二胡を習い始めて?年になりますが難しい楽器だと思います.
    こばやしさんのように鈴を転がす優しい音色はどのように弾けば出るん
    でしょうか?
    力を抜けばいいと聞くんですが抜きすぎると音が出ないし、ポイントが
    あれば是非是非ご指導お願いします。
    これからのブログ楽しみにしています。

  5. はなみづき様
    コメントありがとうございます。
    ¨鈴を転がすような¨とは、素敵な表現ですね!(^^)
    嬉しいです!
    楽器は筋肉を使って動かして音を出しますから、
    闇雲にただ力を抜けば…というわけにはいかないですよね。
    ところで、楽器演奏においての「基礎技術」と呼ばれるものは、
    楽器演奏に必要な最低限の力の入れ方だと言うこともできると思います。
    僕は基礎技術の練習をするとき、何の練習をしてるのか理解した上で、
    目的の演奏に最低限必要な力の使い方ってどんなものだろう?
    と考え、そのように体を使えているか確かめながら練習するようにしてます。
    自分の気づかないところの筋肉に力が入っていないか?
    この演奏は、実はもっと少ない力で同じことができるんじゃないか?
    よし、次はここの力をもう一段抜いて弾いてみよう。
    てな感じで、自分に問いながらの練習です。
    書いてある音を出すために、
    それはどんな風に弾けば一番少ない力で弾けるか、
    というところを考えながらやってみてはどうでしょう?

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