北方四島ビザなし交流に参加しました。その6/択捉島2日目前編


7月1日。ビザなし交流4日目の朝、再度択捉島へ。
はしけに乗るのにもずいぶん余裕がでてきました^^;


はしけにて


国後も択捉も今は立派な港があり、日本側訪問団の大型船“えとぴりか”でもそのままつけることができるそうですが、島のロシア行政区はそれを許さず、すべて“はしけ”を介しての上陸となっています。

四島住民を日本に受け入れるビザなし交流の時の船は、直接港に接岸しているそうです。

島のロシア人は皆やさしい人たちでした。しかし、領土問題が現在進行形であることを実感させられることはたびたびありました。

今日も車に乗り込んで!

本日最初の目的地へ向かう途中。
このときロシア語が話せる方と一緒だったので、運転手さんといろいろお話。

訪問団員「島もどんどん開発されてるね~」
運転手「国はけっこうな予算つけてるみたいだけど、ほんとか?オレたちのところにゃ全然まわってこないぜ!その金どこへいったんだぁ?(゚Д゚)ゴルァ!!」
訪問団員「^^;」

いろいろあるんですねえ。
車を降りると、きれいな自然が迎えてくれました。

紗那墓地清掃・墓参


四島訪問最終日はまず、占領前の日本人が眠る紗那墓地の草刈からスタートです。

占領前は日本式の墓地だったわけですが、島に住むようになったロシア人もここにお墓を作るように。
ロシア人は埋葬なので、もとからあった日本人の墓石をどけて、スペースを作っているそうで、日露の墓が混在しています。

草は伸び放題!草刈機も3台出動し、数十人体勢で一気に刈ります!


これは、今回のビザなし訪問に参加されている元島民の家の墓石。
元はもっと高い場所にあったようですが、倒されてこのような状態に。名家だったのでしょう、大きいため放置されています。
本当に大変な墓参りです…。


残っていた日本人の墓石のひとつ。どれも根元に亀裂がはいっていたので、墓参で訪れた日本人が修復したのでしょうか。

草刈後は、訪問団全員で手を合わせます。

どうぞ安らかに…

草刈中は大きな蚊が容赦なく襲ってきます(( ;゚Д゚))コワカタ

この日もかなり暑かったですが、肌の露出を減らして問答無用の全身虫除けスプレー(笑)

不思議だったのは、蚊はうんざりするほどいましたが、他の虫、ミミズや団子虫やトカゲなどの姿は一切見ませんでした。時々アブが飛んでくるくらい。
生態系の不思議ですね。たまたまかな。

ギドロストロイ社体育館

北方四島で水産加工業などを営む巨大企業<ギドロストロイ社>。
そのギドロストロイ社運営の体育館を視察しました。

2000年オープン。島の住民や観光客に、なんと無料で開放されています。

充実の屋内設備!

トレーニングルーム、テニス、柔道、ビリヤードができる設備があります。
ここのスタッフがスポーツサークルの指導もしているそうです。

鈴木宗男さんがバーベル上げを披露!

40キロをホイホイもちあげていました。道具の扱いにも慣れておられます。
トレーニングされてるんだなあ~
あの覇気のある行動力の源は、やっぱり体力なんだなと実感。
普段二胡より重い物を持たない僕も、ぼちぼち運動しないとな…

有萌海岸

気持ちのいい海岸です。
有萌は「ありもえ」と読むようです。

北方四島の地名は先住民族アイヌの言葉が語源のものが多いらしく、北陸住まいの僕には不思議な響がします。

択捉島の地名では
紗那(しゃな)、別飛(べっとぶ)、年萌(としもえ)、天寧(てんねい)などなど。

これらは強制送還以後、住民には新しい地名で呼ばれています。それぞれ、
クリリスク、レイドボ、カサートカ、ブレベニスク といった具合です。

エトロフ、クナシリ、シコタン、ハボマイといった島の名前は今もほぼそのまま使われているようです。

温泉保養施設


次にやってきたのは、温泉です!
火山の多い択捉島では温泉も出るんです!

日本と違って水着を着て入浴します。
脱衣所も簡易なもので、身体を洗うスペースなどもとくにありません。

浴槽も不思議な仕組みです!
円形の浴槽が6Pチーズみたいに区切られています。

小さい写真ではわかりにくいですが、中心からお湯の出るパイプが出ていて、
「ぬるいな~」と思ったらそれを自分の浴槽に回してお湯を足す、というものでした。

お墓の草刈でかいた汗を流してリフレッシュ!
想像以上に気持ちのいいお湯でした。

この施設もギドロストロイ社のものだそうです。
普段は有料で200ルーブル(約600円程度)だそうです。

ここで昼食もいただきました。
いろいろ美味しかったですが…

たんぽぽのハチミツのクレープがおいしかった!おかわりしました。

気分一新、お腹も一杯。
訪問団は車に乗り込んで別飛へと向かいました…続く!

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