トリルの練習なのですが、力任せにやってはいつまでたってもキレイな演奏が身につきません。
この練習三十四の練習例を紹介します。
フレーズを書いてします
劉天華の練習三十四は楽譜は↓の中にあります。
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/34-36.pdf
この「tr.(トリル)」の部分が問題なわけです。
「トリルのところはとにかくたくさんトレロレロレロレするぜ!」
と勢い勇まず、トリルの指示がある音の中でトリルする回数を決めてしまいます。
とりあえずこんな風に楽譜を書き換えてしまいます。↓
http://erhufukui.main.jp/wp-content/uploads/3irjt9j001mfmei.jpg
【Ⅰ】では十六分音符、【Ⅱ】では三十二分音符としてみました。
動画
まずは【Ⅰ】にチャレンジ
まずこの十六分音符でのフレーズが正確に力なく、筋肉に無理がかかってる感じがないか確認しながら練習です。
慣れたら【Ⅱ】へ。
リズムがヨタることなく、美しい三十二分音符を奏でられますか?
隅々までアンコの入った演奏を
トリルやビブラートも、なんとなくワーーッとやるわけではなりません。動作の一つ一つがしっかり自分のコントロールが行き届いている必要があります。
コントロールの効いたゆっくりの演奏ができれば、早くも弾けます。
基礎練習では、最小限の動作でゆっくり正確、楽でキレイな演奏を心がけましょう。