じゃじゃじゃじゃーーーーん!
僕の相棒二胡に、尊敬するミュージシャンのサインを書いてもらいました!!!
やった~!
普段はサインとか写真とか欲しがらないんですが、この方だけはどうしてもほしかったんですよね。
これだけで二胡がグレードアップしたような気がします!!(狂)
…さて、サインもらったはいいものの。
書いてもらった二胡は、MYメイン二胡。使わないわけにはいきません。
どうやって保護するか。いろいろ考えてみました。
まず、どこに書いてもらうか
二胡にサインを書いてもらうなら、スペース的に
・竿上部、糸巻きの部分
・胴体
のどちらかということになります。
糸巻きの部分なら、演奏中に客に見える側にも、見えない側にも書いてもらうことができますね。
今回、僕は胴体に書いてもらいました。
理由はたいしてないですが、「糸巻き部分は日常的に触る部分だから」と思い、胴体にしました。
胴体に書いてもらう場合は、必然的に内側(演奏中お腹側になるほう)に書いてもらうことになります。
外側は弓が通るし、松脂が積もっていきますからね。
書いてもらう前に
二胡は普段、あまり丁寧に楽器を拭いたり、松脂を除去したりしない人が多いのではと思います(思い込みだったらごめんなさい)。
サインを書いてもらう前には、書いてもらう面の汚れ、油分、もちろん松脂もしっかりとりさる必要があります。
気持ちよくサインしてもらうためにも、すっきりした状態にしておきましょう。
サインもらった!
さて、無事サインもらいまして。楽器にかかれたサインを保護する方法方法としては大きく二つがあるようです。
・透明シートを上から貼り付ける
・クリア塗装をする
というもの。
透明シート
このような透明なカッティングシートをサインの形に切り出して貼り付けるという方法。
上から松脂がついても大丈夫そうですね。
ただ、二胡の胴は複雑な形をしているので、それにピタッと長期間はりついていられるか…というところに疑問をもちました。
フィルムがはがれてきて、サインも一緒に…なんてことになったら悲劇ですもんね。
ギターなどではこの方法を取られる方も多いようです。
クリア塗装する
上手くいけば、この方法が一番目立たず綺麗にできそうですね。
ギターやバイオリンなど、塗装されている楽器では、クリア塗料の溶剤の種類によっては、下地の塗装をいため、結果サインもろとも溶けてしまうことも。
楽器の塗装ができる工房に持ち込むことが必須のようです。
演奏用の二胡は、一般的に塗装されていません。
なのでギターやバイオリンにくらべればやりやすいのではないかと考え、こちらを試してみることにしました。
ホームセンターで一般的なラッカースプレーを買ってきました。
溶剤があわずにスプレーしたらサインが溶けてしまっては怖いので、サインしてもらったペンで別の場所に書いて、それに問題なくスプレーできるか試してみましょう。
…と、思ったら忘れた!
今回、黒い二胡にサインしてもらうため、ちゃんと油性白ペンを持参したんですが…サイン後になくしてしまいました(涙)
同じ油性なら、ということで、家にあった一般的なマッキー油性ペンの黒で実験です。
しゃーーー
塗装しても黒いインクが溶け出す様子もないし、重ね塗りも問題なくできました。
うん、大丈夫そうです。
では実践!
新聞紙とマスキングテープで、それはそれは愛を込めてマスキングしました。
横からみるとこんな感じ
よし、準備は万端。
スプレーは噴出しの瞬間は塗料の粒が大きいので、すこし出してから塗装面に向けます。
一投目。こわいので…
さっ
とだけ。さて…
と思っているやいなや、サインの塗料がじんわりしてきましたwww
ピンチ!!
溶剤が同じ種類だったよう。同じ油性ペンでも白と黒では溶剤が違うのでしょうか。
スプレーした量が極少だったので、塗料が流れないようにバランスをとりながら乾かして、なんとか事なきを得ました。
わずかにですが、サインがにじんでしまいましたが(涙涙)
実は
ラッカーがだめなら、アクリルならいけるのでは、なんてプラモ少年の頃の知識で考えていましたが、ホームセンターで売られているラッカー、アクリルの塗料は、どちらもアクリル樹脂塗料なんですね。
知りませんでした。
なので、溶剤もだいたい同じようなもので、他のと身近で手に入る塗料ではこのサインを溶かしてしまう可能性があります。
結局
塗装はあきらめて、そのまま使うことにしました。
ハゲたらまた書いてもらおう^^;
そうと決めたらこれまでどおり、雑な扱いにもとどおりw。
これからもヨロシク!
松脂をふき取るときにアルコールを使うときには、サインに触れないように気をつけます。
**二胡に塗装することは、一部とはいえきっと悪い影響がありますから、その覚悟の上で行ってください。