SDカードに記録するMTRを導入してから、それでいろいろな録音仕事をこなしています。
SDカードなので簡単にPCとのデータのやりとりができて便利です。
ですがしばらく使っていたら、録音の際にエラーが起きるようになってきました。
リフレッシュすることで解決しましたが、いざという時に困ったことにならぬよう、メモリーカードにも定期的なリフレッシュが必要なようですよ。
SDカードには寿命がある!
今回の件で一番勉強になったのは、
SDカードの寿命はそれほど長くない
ということ。
僕の使っているトランサンドのSDHCカードは仕様上10,000回の抜き挿しサイクル保証がされています。
なんだかこれってとても長い時間使えそうな気になりますが、MTRの録音で使う場合、大きなデータを連続して読み書きするため負担も大きいようで、人によっては1年ほどでメインの座から引退するようにしているそうです。
いい演奏をしても、メモリーのトラブルでちゃんと録音できてなかった!なんてことにならない為にも、SDカードは消耗品であるという認識が必要なようです。
SDカードにデフラグはダメ!
エラーが頻繁に起きるようになって、まずハードディスクと同じように、デフラグを試してみました。
これはやってはいけないことのようです。
デフラグはハードディスクの仕組みのためにできたシステムなので、メモリに施しても効果が薄いどころか、寿命を縮めることになるみたいです。
バックアップをとってフォーマット
「SDカードにデフラグ、よくないよ!」
と教えてもらって中断。
その後いろいろ調べてみたら、
SDカード内のデータを他にコピーして、SDカードをフォーマット。
その後データをもとに戻す。
というのが一番よいそうで、試してみました。
録音のエラーもなくなり、読み書きも速くなりました。問題は解決。
時々SDカードはこのようにリフレッシュしてやるとよさそうです。
高級品との違い
SDカードも商品によって、同じ容量と転送速度でも値段が全然違います。
やはり高級品は大容量のデータの連続転送でエラーが起きにくいようです。
僕はお金がないので…安いSDカードをリフレッシュしながらつかって、1年ほどで新品交換しようと思います。